ホテル評論家・瀧澤信秋の「出張するならこのホテル!」(第20回)

京都出張ならココ! 評論家オススメのホテル4軒

2015.08.26 Wed連載バックナンバー

 国際的にも人気の高い観光地「京都」はいつも賑やかだ。これほど外国人観光客が目立つ都市も珍しいだろう。このところ、ザ・リッツカールトン京都など、外資系も含めたラグジュアリーホテルの進出も相次ぎ、既存のデラックスホテルも含め、インバウンド需要に対応する「ホテルが揃ってきた」イメージだ。

 一方、エコノミー旅の定番、ビジネスホテルも元気だ。このところ、訪日外国人客の増加に起因する、都市部のホテル稼働率が上昇している。昨年のビジネスホテル稼働率データを見ても、大阪府が84.2パーセントと初めて80パーセントを超えた。更に東京都は86パーセントと軒並み高稼働を維持しているが、実は更に上を行く都市が京都であった。なんと86.1パーセントを記録していた(観光庁宿泊旅行統計調査)。

 ビジネス需要以上に観光需要が強い京都。早いホテル予約傾向のある観光客に対して、出張族のホテル探しのハードルは高くなっている。高名な全国チェーンや、人気観光地至近のホテルは競争率が高い。今回は人気の京都ということで、全国的には有名ではない独立系や小規模チェーンの中で、キラリと光るビジネスホテルを紹介したい。

 

駅南側の穴場的高感度ホテル「アルモントホテル京都

 京都の観光スポットは京都駅の北側に密集する。有名チェーンや人気ホテルが集まるエリアでもある。もちろん観光客のホテルニーズが高い。一方、新幹線口もある駅の南側は注目されにくいホテルエリア。さすがに駅前にはホテルが立ち並ぶものの、少し離れると個性的な穴場的ホテルがポツリポツリと現れる。

 そのようなホテルの中でイチオシが、「アルモントホテル京都」。外観やロビーのスタイリッシュさも好印象だが、チェックインに並んでいると笑顔のスタッフが駆け寄り、「順番にご案内いたします」と、ロビーのゆったりしたソファへ案内してくれた。イライラすることなくチェックイン。よく考えられたオペレーションだ。

 客室も秀逸。デュベスタイルが採用されたベッドはマットレスも◎。筆者が利用した際は、ツインのシングルユースであったが、トイレと浴室はセパレートでゆったりバスタイムを楽しめた。ここまでのクォリティにして、なんと大浴場まで設けている。スタッフのホスピタリティも含め、まさに癒しのビジネスホテルと言えそうだ。

 

観光にもビジネスにも リーズナブルな利用なら「京都堀川イン… 続きを読む

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瀧澤 信秋

瀧澤 信秋

ホテル評論家、旅行作家

All About公式ホテルガイド。ホテル情報専門サイトHotelers編集長。日本旅行作家協会正会員。利用者目線やコストパフォーマンスを重視する取材を徹底。その忌憚なきホテル評論には定評がある。フィールドは、ホテルステイからホテルグルメ、ホテルにまつわる社会問題までと幅広い。テレビやラジオ、雑誌などの露出も数えきれず、業界専門誌への連載も手がけるなどメディアからの信頼も厚い。また旅行作家として旅のエッセイなども多数発表、ファンも多い。2014年は365日異なるホテルにチェックインし続ける「365日365ホテル」を実践中。

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