ホテル評論家・瀧澤信秋の「出張するならこのホテル!」(第17回)

名古屋出張ならココ!評論家オススメのホテル4選

2015.07.17 Fri連載バックナンバー

ホテル評論家が紹介しない「仙台」と「名古屋」

 全国各地津々浦々泊まり歩いていると、東京や大阪のような大都市部には、デラックスホテルからビジネスホテルまでさまざまなカテゴリーのホテルがあることを改めて実感する。一方、都市の規模の割に、ホテルのバラエティが意外に少ないと感じる地が「仙台」と「名古屋」である。

 筆者がメディアでホテルを好意的に紹介する際、単に有名な話題のホテルではなく、「コスパの高さ」や「秀逸なコンセプト」といったところを評価の基準としているが、これまでのデータを整理してみると、仙台や名古屋では、都市の規模に対して紹介したホテルが少ない。筆者の仕事はホテルに泊まることなので、これらの都市へ日帰りすることはないが、旅慣れた出張族であれば、仙台や名古屋といった、東京から日帰りできる「精神的距離の近さ」とホテル需要が、両都市のホテル事情に関係しているのかもしれない。

 バラエティが少ないからこそ、その中から良いホテルを選んでおきたいもの。今回は「名古屋」のオススメホテルを紹介したい。

 なお、多店舗展開されている全国チェーンのビジネスホテルなど、全国各地で均一のクォリティである大規模チェーンホテルは、地方ホテルを紹介するという連載の特筆性を鑑み、紹介を控えることにする。

 

駅直結ながら高いコスパ「名鉄グランドホテル」

 名古屋のデラックスホテルで一人勝ちしているのが「名古屋マリオットアソシアホテル」である。JR名古屋駅直結、外資系クォリティという人気条件を備える。

 一方、紹介する「名鉄グランドホテル」は、JR名古屋駅から徒歩4分と少々歩くが、駅ビル「名鉄メルサ」に通じており、名鉄名古屋駅なら徒歩1分、近鉄の名古屋駅にも直結するという好立地。名古屋を中心に広大な鉄道網を有する名鉄は、中部国際空港等へのアクセスにも優れ、近鉄は大阪難波へのノンストップ特急や、2016年のサミット開催地としていま話題の伊勢や志摩への特急が発着するターミナル駅。そうした立地に加え、利用しやすい料金体系もありハイコスパのおすすめホテルだ。

 建物本体の経年感は拭えないが、施設内はハイセンスにリニューアルされている。シティホテルにカテゴライズできる重厚感のあるホテルで、余裕のある客室面積、デュベスタイルの採用、マットレスのクォリティなど、レベルの高いホテルライフが実現できそうだ。

 

駅近、駐車場隣接、朝食無料!「名鉄イン名古屋駅前」

 名古屋駅直結という好立地のシティホテルを紹介したが、名駅(名古屋駅の略称)周辺で利用しやすいリーズナブルホテルが「名鉄イン名古屋駅前」である。… 続きを読む

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瀧澤 信秋

瀧澤 信秋

ホテル評論家、旅行作家

All About公式ホテルガイド。ホテル情報専門サイトHotelers編集長。日本旅行作家協会正会員。利用者目線やコストパフォーマンスを重視する取材を徹底。その忌憚なきホテル評論には定評がある。フィールドは、ホテルステイからホテルグルメ、ホテルにまつわる社会問題までと幅広い。テレビやラジオ、雑誌などの露出も数えきれず、業界専門誌への連載も手がけるなどメディアからの信頼も厚い。また旅行作家として旅のエッセイなども多数発表、ファンも多い。2014年は365日異なるホテルにチェックインし続ける「365日365ホテル」を実践中。

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