大人のためのクールビズ講座(第2回)

見た目から涼しい!ビジネスカジュアルなクールビズ

2014.06.20 Fri連載バックナンバー

 ビジネスカジュアルのクールビズだからといって「単純に軽装化して涼しくなれば良い」、なんて思っている方は今日からその考えを改めましょう。自分自身が涼しくて快適なのはもちろんですが、それにプラスして、周囲や相対する人への配慮、暑苦しくなく涼しげな印象を与えられてこそ、ビジネスパーソンに相応しい夏の着こなしと言えるのではないでしょうか。

 今回は、ビジネスカジュアルにおけるクールビズの基本的知識、こだわるべきポイントについて紹介します。

 

暑苦しくない色使いが大前提

 上下にバラバラのアイテムを着るビジネスカジュアルでは、異なる生地・色・柄を、どれだけバランスよくまとめるかが重要です。

 紺のブレザーに、グレーのパンツという定番(正統的)のスタイルもありますが、せっかくの夏なので、許されるのであれば、より爽やかで涼しげに見える着こなしに挑戦してみてはいかがでしょうか。

 その際、注意しておきたいのが色や柄の組み合わせと素材使い。原色など重めの色合いは1点に絞って、その他のウエアにブルー系やパステルカラーを活用すると爽やかな印象にまとまります。また、重い色を使用した1点のウエアに関しては、夏用衣類特有の生地などを取り入れて、軽さを表現できるとさらに爽やかな印象がアップします。

 

見た目に涼しく、実際に涼しい生地

 夏の衣類を代表する伝統的な素材として「リネン(麻)」が挙げられますが、このリネンを使用した生地は、通気性が高く、肌触りもサラッとしているため、実際に涼しい生地です。さらに、織り方によっては見た目も涼しげに見えるため、春夏用のジャケットやシャツなどに好んで使用されています。

 しかし、ウール素材に比べて、シワが入りやすいという難点もあるため、ジャケットの中に着用するシャツなどに活用するのがオススメ。また、リネンとコットンの混紡生地は、若干シワが入りにくくなるのでオススメです。

 生地の表面に凹凸感のある「ホップサック」も見た目に涼しく、実際に涼しい生地です。ざっくりと粗い織り目が涼しげに見えて、通気性が高いのが特徴。凹凸感により、生地に厚みが出るため、ジャケットやブレザーの素材として使われることが多いようです。

 前回の「品格あるクールビズ」でも紹介した生地、「鹿の子」も… 続きを読む

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佐藤 大典

佐藤 大典

エディター&ライター、ディレクター

メンズファッション、ライフスタイルを中心とした雑誌・書籍・WEBサイトの制作全般、カタログ誌やパンフレットなどの制作事業を行う「株式会社ナーバスシステム」に所属。得意分野は、ファッション業界における定番品の魅力の追求。トレンドよりも基本が好き。

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