大人のためのクールビズ講座(第1回)

夏でもビシッと決める!品格あるクールビズの選び方

2014.06.14 Sat連載バックナンバー

 ビジネスシーンにおいて、「クールビズ」という言葉は、もはや夏の代名詞となっています。もともとは、環境省が推奨する環境対策などを目的とした衣服の軽装化キャンペーンですが、明確なルールが設定されているわけではなく、軽装化のルールは各企業に委ねられているのが現状です。そんな曖昧さもあって、クールビズの基本的ルールやマナーには不明瞭な点が多く、周囲に合わせてなんとなく軽装にしている方が多いようです。

 今回は、ビジネスシーンにおけるクールビズスタイルを、ビシッと品格を保ちながら、いかに涼しく快適に過ごせるか、そんなクールビズの方法について紹介します。

 

春夏用スーツの生地を知ることから始める

 クールビズ期間に着用する春夏用のスーツだからといって、特別に形が変わることはありません。ビジネススーツは基本的に、春夏用、秋冬用の2シーズン用に分けられますが、どちらもウールをベースにした生地が用いられているのが一般的です。

 では何が違うのか? 春夏用と秋冬用で、大きく異なる点は、生地の編み方と重さです。

 秋冬用のスーツ生地の多くには、デニムなどに用いられる編み目の詰まった織り方の「綾織り」が用いられています。これは保温効果や遮風効果などが重視されているものです。

 一方、春夏用のスーツには、生地表面が格子状に見える「平織り」が用いられます。この平織りの生地は、非常に通気性が高く、軽量に仕上げられているのが特徴です。春夏は平織りの生地を使ったスーツを着るのが一般的です。

 最近では、軽くて通気性の高い平織りの生地に、最新のクールダウン機能などをプラスしたものが登場してきています。しかし、あまりに機能を重視しすぎたスーツはオススメできません。… 続きを読む

全文(続き)を読む

続きを読むにはログインが必要です。

まだ会員でない方は、会員登録(無料)いただくと、続きが読めます。

佐藤 大典

佐藤 大典

エディター&ライター、ディレクター

メンズファッション、ライフスタイルを中心とした雑誌・書籍・WEBサイトの制作全般、カタログ誌やパンフレットなどの制作事業を行う「株式会社ナーバスシステム」に所属。得意分野は、ファッション業界における定番品の魅力の追求。トレンドよりも基本が好き。

このページの先頭へ
Bizコンパス公式Facebook Bizコンパス公式Twitter