オトナのためのファッション講座(第2回)

デキる人は知っている!成功者の服選び:シャツ編

2014.02.16 Sun連載バックナンバー

 スーツが主役でシャツは脇役……もしかしたらそうお思いの方もいるかもしれませんが、名脇役の存在あってこそ、歴史に刻まれる名作映画が誕生するように、スーツスタイルもシャツなど脇役の存在あってこそ、1つの作品として完成します。スーツ、シャツ、ネクタイの個性をどう上手くまとめるのかは、ビジネススーツスタイルにとって、とても大切なことなのです。

 今回はシャツの基礎知識やトレンド、選ぶポイントについてご紹介します。

 

シャツはスーツ全体を考えて買うべし!

 スーツ着用時にシャツが主張できるのは、袖口部分と襟元部分のみ。見た目の重要度からすれば、そこまで気を配る必要がないように思われがちです。しかし、よ~く考えてみてください。ピンと張った襟、適宜な幅でチラリと見える袖口など、装いの細部に気を配ることで、清潔感や精悍さがぐっと増し、“ピンと一本筋の通った人間である”といった印象を与えることができるのです。まさに「神は細部に宿る」です!大きなプロジェクトを率いるビジネスリーダーは、細部にまで目が行き届いているという印象を、見た目からもアピールしましょう。

 では、シャツを選ぶ際には一体何を重視すれば良いのでしょうか。前回紹介したスーツの選び方とは根本的に異なりますので、注意が必要です。

 まずシャツの場合は、スーツのように単体として選ぶのはNG。好きな色・柄、襟・カフスの型など、どれだけ好きなデザインを選んだとしても、主役であるスーツとの相性が悪ければ、せっかくの魅力を半減させ、スーツスタイル全体の印象を悪い方向へと導いてしまいます。

 よく言われることですが、お洒落な人はスタイル全体を見て個々をチョイスする一方、お洒落に疎い人は、1つひとつ単体の格好良さだけに囚われてチョイスをします。後者の方は、1つひとつの見栄えが素晴らしくても、その個々を1つにまとめた結果、バランスの悪さが目立ち、ちぐはぐなコーディネイトになる……。これでは周囲に対して、自らバランス感覚の悪さをアピールしているようなものです。

 まずはスーツとの相性が良いことを大前提として、そこから好みのデザイン選びをスタートさせましょう。既製品の安価なスーツやシャツを着ていたとしても、全体のバランスさえ整っていれば、良い印象を与えることが可能です。… 続きを読む

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佐藤 大典

佐藤 大典

エディター&ライター、ディレクター

メンズファッション、ライフスタイルを中心とした雑誌・書籍・WEBサイトの制作全般、カタログ誌やパンフレットなどの制作事業を行う「株式会社ナーバスシステム」に所属。得意分野は、ファッション業界における定番品の魅力の追求。トレンドよりも基本が好き。

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