10分でマスターする「政治・経済ニュースのツボ」(第1回)

消費税増税で大混乱必至! 値札で大モメも?

2014.01.02 Thu連載バックナンバー

 3月に検収した物件について、4月に入ってから代金を支払う場合、消費税は5%? それとも8%? 増税にともなって、税抜表示など3種類の値札が混在することになりそうですが、実際にはどれを採用するケースが多いのでしょう? 今さら聞けない消費税増税の基本から応用までを10分でマスターできるよう、簡単にまとめてみました。

 

社会保障維持のためとは言うけれど

 安倍内閣は2013年10月、「2014年4月から消費税を8%」に引き上げることを決めました。日本に初めて消費税が導入されたのは、1989年のことです。当時の税率は3%。竹下内閣が法案を成立させるにあたって、「将来、税率アップはしない」という約束めいたものがありましたが、5年後には村山内閣がこれをあっさりひっくり返します。その結果、1997年4月から長く、5%の時代が続いてきました。

 今回、増税を行う理由としては主に、「借金だらけの財政の立て直し」「年金、健康保険など社会保障制度の維持」といったものがあげられています。お金に困っている政府としては、「税負担が均等」「税収が経済にあまり左右されない」といったメリットがある消費税を増税して、増える一方のコストをまかないたい、という考えがある模様。

 ただ消費税には、単純に税率をアップしていけば、物価が上がり消費が落ち込むため、経済全体を失速させてしまう、というマイナス面もあります。安倍内閣がギリギリまで増税実施の判断を延ばしたのはそのため。アベノミクスでせっかく上向きかけた日本の経済にとって、足を引っ張る要素になることは否めません。その影響がどの程度にとどまるか、4月以降、注意深く見守る必要があります。… 続きを読む

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谷垣 吉彦/studio woofoo(www.studio-woofoo.net)

谷垣 吉彦/studio woofoo(www.studio-woofoo.net)

フリーランスライター

アダルト層向け商品の販促プランニングや、経営・医療系書籍の企画・立案・執筆など、幅広い分野でライターとして活動する。大阪ミレニアムミステリー賞を受賞するなど、エンターテイメント分野での実績も評価されている。

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