ダンマリ会議を活発な意見の飛び交う場に

退屈な会議を「宿題」や「タイムリミット」で変える

2017.07.06 Thu連載バックナンバー

 現場の社員の意見は、企業の貴重な財産です。ですが、会議でなかなか意見が出ず、活発な意見が交わされないままに時間が過ぎてしまうことも、残念ながらよくある話です。

 その防御策として、国内外の企業でさまざまな施策が行われています。本記事では、実際に企業で行われている「意見が出る」会議の実例を4つ紹介します。

 

苦しさを払拭する「スタンディングミーティング」

 「机に座って話し合う」という定番のスタイルを一掃し、立ったままや動きながらミーティングや会議を行う企業が増えています。

 たとえばアイリスオーヤマは、社内の各所に「丸テーブル」を設置しています。話しながらメモを取ることに配慮された、高さ1mほどの特注の丸テーブルです。毎朝のミーティングも、上司と部下間の相談ごとも、このテーブルを囲み、立ったまま行います。そのため、即座に、気楽に話し合える場所となっています。席順、資料など会議特有の煩雑さが省けることから、時短にも効果がありそうです。

 スタンディングミーティングの効果には根拠があります。ワシントン大学では、立ちながらの会議と座ったままの会議の比較研究が行われました。その結果、立っているときの心拍数や呼吸の作用が、座ったままのときより脳を活性化させるという結果になったといいます。

 動きながらのミーティングを採用しているのが「ぐるなび」です。同社では、外を歩きながらのウォーキングミーティングが取り入れられています。開放的な環境での意見のやり取りで、若手からものびのびとした意見が出やすくなっているようです。

 この会議室でもなければ社内でもない、一見突飛なように見えるウォーキングミーティングですが、ビジネスコンサルタント・著作家のニロファー・マーチャント氏は、TEDにて、歩きながらミーティングをすることにより、アイデアの創出力が高まると語っています。

 

議題の「宿題」を事前に課す

 議題を会議の前に知らせる企業はよくありますが、参加者に… 続きを読む

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山田みどり

山田みどり

フリーライター

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