「辞めたい」部下に「バカヤロー」は、お互い不幸

「辞めたい」と言ってきた部下へのベストな対応とは

2015.12.11 Fri連載バックナンバー

 部下が「会社を辞めたいんです……」と打ち明けてきた時、上司はどう対応すべきなのか? 心配するべきか? むしろ怒るべきか? などいろいろな対応が考えられるだろう。今回は、日本産業カウンセラー協会が認定する産業カウンセラーで、人材開発トレーナーでもある松崎妙子さんに「辞めたいと言ってきた社員」への対応を聞いてみた。

 

避けたいのは質問攻めや、人格否定、勝手な解釈・指示

 松崎さんによれば、部下が「会社を辞めたいんです……」と打ち明けた時、上司の姿勢・対応に応じてコメントを分類した場合、次の6つの傾向が考えられるという。あなたはどのパターンだろうか?

1「どうして?」「理由は?」「いつから考えていたの?」
2「最近、体調悪そうだよね」「悩みでもあるの?」「給料が安いからかな?」
3「そんなこと言うようじゃダメ」「つらいのは皆、同じだ」
4「先輩に相談してみたら?」「気晴らしにスポーツとか始めてみれば?」
5「何とかしてあげたいなぁ」「辛そうだね」「困ったね」「力になりたいな」
6「そうか、辞めたいのか……」「そうなんだね……」

 質問攻めの上司1は、まるで探偵のよう。調査・診断する姿勢である。しかし、疑問符ばかりを連ねても真相は分からない。「こんな上司のいる会社だから辞めてやる!」という社員は、本音を言わない。表向きの理由として「家庭の事情」や「一身上の都合」と述べるだけだ。

 上司2は… 続きを読む

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若林 朋子/studio woofoo(www.studio-woofoo.net)

若林 朋子/studio woofoo(www.studio-woofoo.net)

ライター

1971年生まれ。元北國・富山新聞記者。在職中はスポーツ全般、教育、研究、医療などの取材を担当。2012年に退社し、雑誌・書籍・ネット媒体などで執筆している。興味がある分野はフィギュアスケート、高校野球、介護、児童福祉、北陸の文化・方言など。富山市在住。

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