こんなときは上司としてどうする?ケーススタディ(第9回)

残業ばかりしている部下をどうやって帰らせるか?

2016.04.14 Thu連載バックナンバー

 会社への忠誠心が高い部下は、上司にとっても会社にとっても宝です。ですが、それが行き過ぎて逆に上司を困らせてしまう場合もあります。

 今回は「いつまでも残業をやめようとしない部下にはどう対応するか」について考えてみましょう。

 

過剰に残業をしている部下は何が問題か?

 会社で仕事をしていく上で、残業が必要な場面は必ず存在します。残業せずに定時に帰ってしまう部下は、未だに多くの会社で歓迎されていません。ノー残業デーなるモノを設定しても定時に帰ろうものならば、何となく居心地の悪い視線を感じるという会社もまだまだ多いでしょう。

 おそらくそうした会社には、過剰に残業をしている従業員が一定数いるはずです。仕事が多い時期など、季節的な要因で残業が多いわけではなく、常に残業をしているようなタイプです。

 こうしたタイプは、一見すると会社への忠誠心が高いように感じるかもしれませんが、喜んでばかりではいられません。残業時間は労働基準法で上限が定められており、あまりにも過重労働が続く場合には、法律に触れる場合さえあります。その場合には、会社が処罰されます。更に、部下本人の体調にも影響し、体調不良や精神疾患を患ってしまい、働けない状態になってしまう可能性もあります。最悪の場合にはブラック企業として認知され、会社のブランドイメージを著しく損ねる可能性があります。

 「いつまでも残業をやめようとしない部下」は、放っておくと取り返しのつかない問題に発展する可能性が有ります。早急な対策が必要です。

 

お金目当ての場合は即残業の禁止を!

 残業ばかりしている部下に対してはどのように対策すべきでしょうか。この対策にはまず、「なぜ部下がいつまでも残業をしているのか?」を知ることが大切です。主な原因として、下記4つが考えられます。

 1.残業代を稼ぐため… 続きを読む

全文(続き)を読む

続きを読むにはログインが必要です。

まだ会員でない方は、会員登録(無料)いただくと、続きが読めます。

村上 哲也

村上 哲也

コンサルタント兼ライター

ゼロベースでのコンサルタントには定評があり、担当する顧客とは「戦略」から始め「戦術」まで実行させる本格派。2013年より本業の合間にライター業務も行っており、コンサルタント関係に留まらない幅広い記事の記載を行っている。http://midorinooka2014.wix.com/business-consulta-jp

このページの先頭へ
Bizコンパス公式Facebook Bizコンパス公式Twitter