こんなときは上司としてどうする?ケーススタディ(第8回)

やる気がない部下のモチベーションをどうUPするか?

2016.03.22 Tue連載バックナンバー

 「やる気」、つまり仕事へのモチベーションを持てない若手の社員は多いようです。会社の将来に希望が持てないのか、単に仕事がつまらないだけなのか、原因はいろいろあるでしょうが、こうした部下を抱える上司にとって、たまったものではありません。

 そうした部下に仕事を依頼しても、「それは自分の仕事じゃない」とゴネられたり、「今日は用事があるんで……」と帰られたり、中途半端な状態で仕事を放り投げ、あとは先輩任せ……、なんてこともあるかもしれません。そんなやる気のない従業員ばかりでは、組織は弱体化するばかり。戦力にならない従業員を抱えていても、企業の収益が良くなることはありません。

 しかしそんな彼らも、ある程度の選考を経て入社している以上は、まったく見込みがない、ということはないはずです。もしかすると、意外なところに「やる気スイッチ」があるかもしれません。

 

【1】能力はあるけどやる気を失っている場合

 たとえば、「能力はあるものの、何らの理由でやる気を失っている」ケースを考えてみましょう。この場合、やる気さえ取り戻すことができれば、すぐに戦力として活躍が期待できます。上司の仕事は、なぜやる気を失っているかを知り、それの手助けをすることです。

 まずは、仕事に対する率直な意見を聞いてみましょう。仕事中でも、仕事が終わった飲み屋でも大丈夫です。たとえば「仕事がマンネリ化して刺激がない」という場合には、新しい仕事を用意するなど、チャレンジできる環境を用意するのが望ましいです。また「自分のスキルやキャリアと現在の業務がかけ離れている」のであれば、適した業務につけるようサポートすべきでしょう。

 やる気の欠如の原因が、私生活のトラブルという場合もあります。この場合、過剰な深入りをするのは禁物です。部下もそれを望んでいないことが多々あります。とりあえずは原因のみを聞いて、何らかの手助けができるのであれば力を貸しましょう。その一方で、業務に支障が出ている現状を伝えることも大事です。焦る必要はありません。きちんと伝えれば、本人が状況を認識し、状況が改善できるでしょう。

 

【2】仕事をこなす能力がなく、やる気がないように見えてしまう場合… 続きを読む

全文(続き)を読む

続きを読むにはログインが必要です。

まだ会員でない方は、会員登録(無料)いただくと、続きが読めます。

村上 哲也

村上 哲也

コンサルタント兼ライター

ゼロベースでのコンサルタントには定評があり、担当する顧客とは「戦略」から始め「戦術」まで実行させる本格派。2013年より本業の合間にライター業務も行っており、コンサルタント関係に留まらない幅広い記事の記載を行っている。http://midorinooka2014.wix.com/business-consulta-jp

このページの先頭へ
Bizコンパス公式Facebook Bizコンパス公式Twitter