こんなときは上司としてどうする?ケーススタディ(第14回)

自分の子供よりも若い部下とどう付き合えばよいか?

2016.06.24 Fri連載バックナンバー

「息子みたいでかわいいんだよな~」と甘やかすと大変なことに

 会社で長い間働けば働くほど、高い役職に就けば就くほど、多くの部下を抱えることになります。当然その中には、自分の子供と同じくらい若い、もしくはそれよりも若い部下が含まれることもあります。

 自分の子供よりも若い部下を抱えることは、長い会社生活では珍しいことではありません。年功序列が前提となっている日本の会社においては、経営層に近づくにつれてこの様な部下を持つ機会は当然増えてきます。

 年齢が自分の子供よりも若いからと言って、部下は部下です。正しく指導できていれば何も問題はありません。若くとも上司の意見を素直に受け入れ、優秀な業績を上げる部下はたくさんいます。

 しかし、あまりにも年齢が離れてしまっていることで、過剰に年齢差を意識し過ぎると、落とし穴に落ちる恐れがあります。「話が合わない」と変に距離を取りすぎて指導をおろそかにしてしまったり、一方で「息子/娘みたいだから」とムダに甘やかしてしまったり、適切な関係が構築できていないケースも見られます。ちゃんと指導が出来なければ部下は成長しませんし、業績を上げる事もできません。

 こうしたイビツな上司⇔部下の関係は、特定の部下だけに偏るだけならばまだ笑って許せるかもしれませんが、部署全体に広がり、どの部下に対しても適切な関係が築けなくなくなってしまうと、笑い話ではすみません。

 

自分たちの世代の考え方は若手に通用しない

 なぜこのような問題が発生してしまうのでしょうか? この場合、上司側の意識に問題があるかもしれません。たとえば、以下の2つのケースを考えてみましょう。

1. 世代間のギャップに苦手意識を持ってしまう
2. 自分の子供と部下を重ねてしまい、甘やかしてしまう… 続きを読む

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村上 哲也

村上 哲也

コンサルタント兼ライター

ゼロベースでのコンサルタントには定評があり、担当する顧客とは「戦略」から始め「戦術」まで実行させる本格派。2013年より本業の合間にライター業務も行っており、コンサルタント関係に留まらない幅広い記事の記載を行っている。http://midorinooka2014.wix.com/business-consulta-jp

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