こんなときは上司としてどうする?ケーススタディ(第13回)

自分の意見を言おうとしない部下にはどう対応するか

2016.06.12 Sun連載バックナンバー

 「命令に素直に従ってくれる部下」は、上司にとって大変扱いやすい存在です。しかし、中にはあまりに従順過ぎて、自分の意見を全く言わない部下も居たりします。

 今回は「自分の意見を言おうとしない部下にはどう対応するか」について考えてみましょう。

 

意見を言わない部下は会社に必要ない!?

 会社がわざわざチーム制を採用し仕事に取り組んでいる理由は、才能のあるメンバーを集めて、アイディアをぶつけあうことで、ひとりでは達成できないレベルの高い仕事ができるようになるためです。

 しかし実際には、新しいアイディアや業務の改善に繋がる意見をまったく出すことなく、既存の仕事をただこなしていくだけのメンバーが存在してしまいます。

 意見を言わないということは、チームとして取り組む仕事にその部下の意見が反映されないということです。つまりその部下がいなくとも、仕事ができる状態になっている訳です。キツい表現になってしまいますが、これでは会社にとって必要のない人材に給料を払っているともいえます。

 このような部下の態度が他の部下にも影響してしまえば、そのチームの生産性は著しく損なわれます。たとえば、全ての部下が自分の意見を言わないようなチームに配属されてしまったリーダーの場合、自分のアイディアだけが頼りになります。しかし、どんなに優れた上司であっても、一人の人間の考えには限界があります。たとえ最初は良かったとしても、やがてチームの生産性は限定されてしまうでしょう。結果的に、会社でのリーダーとしての評価を下げることにも繋がります。

 「自分の意見を言おうとしない部下」は、会社の損失になるだけでなく、自分が出世をしていく上で足を引っ張る存在になる可能性を秘めています。

 

本当に意見がない部下から意見を引き出す方法

 自分の意見を言おうとしない部下への対処法としては、まず「なぜ自分の意見を言おうとしないか」を知りましょう。主な原因は下記の2つです。… 続きを読む

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村上 哲也

村上 哲也

コンサルタント兼ライター

ゼロベースでのコンサルタントには定評があり、担当する顧客とは「戦略」から始め「戦術」まで実行させる本格派。2013年より本業の合間にライター業務も行っており、コンサルタント関係に留まらない幅広い記事の記載を行っている。http://midorinooka2014.wix.com/business-consulta-jp

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