今すぐできる組織の改善(第8回)

場数を踏んでも意味がない?人前で緊張せず話す習慣

2016.03.24 Thu連載バックナンバー

 私は習慣化コンサルティングという立場上、企業で習慣化に関する研修を行う機会が多いのですが、そこで最も受ける質問が、「どうすれば緊張しないようになるか?」ということです。

 「朝礼や会社内での発表ですごく緊張し、声が震えてしまいます」、「堂々と人前で緊張せず話をしている人が羨ましいです」……。そんな悩みを誰もが少なからず持っているのではないでしょうか。

 私ももともと、人前で話すことに強い緊張を感じる人間でした。そんな自分に直面せずに済むように、人前で話す機会を極力避けてきたタイプです。しかし現在では、講演や研修で毎日のように人前で話をしています。

 そんな私自身と、1,000人以上のプレゼンテーション指導をしてきた経験から、緊張をコントロールする習慣を解説します。

 

人前で緊張するのは「予測不能性」が怖いから

 「人前で話すのに全く緊張しない」という人は少ないでしょう。恐らく、ほとんどの人が人前で話すことに苦手意識を持っているのです。さらに10人に1人は、そんな極度の緊張への恐れを抱いており、話す機会から逃げ続けているために、余計に苦手意識を高めています。

 単純な解決策として「話す技術」を学べば改善するように思えますが、そんな単純なものでもありません。結果的にプレゼンが上達しても、緊張のボルテージの高まりに耐えられない人もいれば、プレゼン自体はあまり上手でなくても緊張はしない、という人もいます。

 つまり、「うまく話す対策」と「緊張をコントロールする対策」は違うのです。

 それではなぜ人前で話すことに緊張するのでしょうか? 結論からいうとその原因は、… 続きを読む

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古川 武士

古川 武士

習慣化コンサルティング株式会社 代表取締役

関西大学を卒業後、日立製作所などを経て06年に独立。約2万人のビジネスパーソンの育成と、約500人の個人コンサルティングの経験を元に、習慣化をテーマにしたコンサルティング会社を設立。個人向けの習慣化支援、企業への行動定着支援を行っている。著書に『人生の主導権を取り戻す「早起き」の技術』(2015/大和書房)、『力の抜きどころ 劇的に成果が上がる、2割に集中する習慣』(2014/ディスカヴァー・トゥエンティワン)ほか多数。

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