今すぐできる組織の改善(第40回)

休日のダラダラリズムは「朝ルーティン」で改善する

2017.08.06 Sun連載バックナンバー

 平日は朝起きる時間が決まっていても、休みの土日ともなると起きる時間は大幅に遅れて、一日がグダグダでスタート。その結果、せっかくの休日が充実しない。これは、多くのビジネスパーソンが抱える問題ではないでしょうか? この「ダラダラリズム」はいかにして解消していけばいいのか、考えていきます。

 

ダラダラ休日、こんな悪循環を繰り返していませんか?

 実は15年前の私も、土日はこんなリズムでした。土曜日の朝、気がつくともう10時。それでも平日の睡眠負債がまだ残っている。起きるとともに、『メレンゲの気持ち』をつけて、自分は大して興味のないテーマの特集を流されるがままに観る。

 お腹が減った。時計を見るともう12時半。テレビを消して、寝癖を直して、スーパーにご飯を買い出しに行く。サラダとトンカツとご飯とコーラを買い、また自宅に戻る。そしてご飯を食べながら、テレビ。そうこうしている間にもう2時。せっかくの土曜日がこのままではテレビで潰れてしまう。

 18時からは友人と飲みにいく約束をしているが、それまでまだ時間がある。身支度をして新宿の紀伊国屋書店に行き、本を買い込む。近くのカフェで読み込んでいる間に約束の時間が来る。友人と23時まで飲んで家に帰り、レンタルショップで映画を借りてきて夜更かしを楽しむ。

 映画を観終えたら、朝の3時になっている。力尽きるように寝落ち。日曜日起きたらもう11時。「ああ、せっかくに日曜日がもう午前中終わる。明日はもう仕事だ……」

 と、こんな土日を過ごしていました。

 

朝のルーティンを持つことで、休日の手綱を握る!

 今でも、朝のスタートダッシュが上手く行かない休日は、すぐに悪循環のリズムに入ってしまいます。「ゆっくりリラックスすること」と、「惰性で過ごすこと」は、やっていることは似ていても違うのです。意図してリラックスすればたった1時間でも充足感を得られますが、惰性でテレビとともになんとなく過ごしてしまうと、3時間たっても言い知れぬ空虚感しか得られません。

 さて、土日のだらだらリズムをどうすれば正せるのか? 私が自ら実験しながら、同時に休日をいいリズムで過ごす人と話をすることでわかったことは、そのコツは… 続きを読む

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好循環を生み出す、自分に適した「休息」の習慣
古川 武士

古川 武士

習慣化コンサルティング株式会社 代表取締役

関西大学を卒業後、日立製作所などを経て06年に独立。約2万人のビジネスパーソンの育成と、約500人の個人コンサルティングの経験を元に、習慣化をテーマにしたコンサルティング会社を設立。個人向けの習慣化支援、企業への行動定着支援を行っている。著書に『人生の主導権を取り戻す「早起き」の技術』(2015/大和書房)、『力の抜きどころ 劇的に成果が上がる、2割に集中する習慣』(2014/ディスカヴァー・トゥエンティワン)ほか多数。

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