今すぐできる組織の改善(第4回)

心が折れそうな時に……メンタルを強化する思考習慣

2016.01.26 Tue連載バックナンバー

 毎日ハードな仕事をこなしていると、その中でしばしば解決が困難な問題に遭遇することがあります。大きな問題を乗り越える仕事は非常に辛く、骨が折れる仕事のなかで、時として心が折れてしまいそうになることも。

 そんな難しい仕事に立ち向かうために有効になってくるのが、「逆境を乗り越える」人の思考パターンを知り、自分の中に取り入れることです。

 イチロー、高橋尚子、孫正義、羽生善治など、さまざまな分野で活躍する人はどういった思考習慣のもとで行動をしているのか研究し、9つの思考習慣として整理しました。

 

イチローの強靭な心が折れそうになった瞬間とは?

 「心が折れそうになった」

 2009年、イチロー選手がWBC第二ラウンド、韓国戦の敗戦後に発した言葉です。

 確かに、イチロー選手は当時の野球日本代表のリーダー的存在として期待を集めていましたが、実際の試合では大不調。打率は1割台と、レギュラーシーズンからは信じられない成績に、日本中から落胆の声が挙がっていました。しかし私はむしろ、あのイチロー選手でも「心が折れそうになった」という言葉を使うのか、と親近感を抱いたことを覚えています。

 メジャーリーグでも安定した成績を残しているイチロー選手でも不調になってしまうことがあるように、人生はいい時ばかりではなく、仕事や私生活でネガティブな考えにとらわれることが誰にでもあるものです。

 問題は、そこからすぐに立ち直ることができるのか、もしくは落ち込んだまま、悶々と長い時間を過ごしてしまうかなのです。

 

心が折れやすい人の思考習慣とは?

 落ち込んだまま立ち直りに時間がかかる人には、いくつかの共通した特徴が見られます。以下に列挙してみましょう。… 続きを読む

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古川 武士

習慣化コンサルティング株式会社 代表取締役

関西大学を卒業後、日立製作所などを経て06年に独立。約2万人のビジネスパーソンの育成と、約500人の個人コンサルティングの経験を元に、習慣化をテーマにしたコンサルティング会社を設立。個人向けの習慣化支援、企業への行動定着支援を行っている。著書に『人生の主導権を取り戻す「早起き」の技術』(2015/大和書房)、『力の抜きどころ 劇的に成果が上がる、2割に集中する習慣』(2014/ディスカヴァー・トゥエンティワン)ほか多数。

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