今すぐできる組織の改善(第17回)

仲間を意識して「周囲の力を活かす」5つの習慣

2016.08.18 Thu連載バックナンバー

 あなたは、周りの人の力を上手に使えているでしょうか?

 仕事で成果を最大化するためには、人の力を上手に活かすことが必要です。しかし案外、人には頼らず“自力”本願で頑張っている人が多いもの。そこで今日は、仕事において「周囲の力を活かす習慣」5つのポイントをご紹介します。

 

【1】期待から成果を引き出す、「ピグマリオン効果」を利用する

 「ピグマリオン効果」とは、教育心理学における心理的行動のひとつで、「教師の期待が学習者の成績に影響を与える」現象のこと。教師が期待の言葉を言わなくても、その気持ちは“無言のメッセージ”として生徒に伝わり、それが成績にポジティブな影響を与えるのです。この現象は、教師と生徒といった関係だけでなく、ビジネスでも同様に当てはまります。

 つまり、上司が部下にどれだけの期待をかけているかで、部下の成果や成長は変わる、ということです。習慣としては、「部下が持つ大きな可能性を信じ、成果を期待する」、そして無言のメッセージだけではなく、「ことあるごとに、期待している気持ちを言葉で伝える」ことを心掛けると効果が高まります。

 若いころに、上司から期待を感じて努力し、素晴らしい成果を残した経験がある人も多いでしょう。もし思い当たる出来事があれば、同じことを部下にするようにしましょう。

 

【2】相手の真のニーズを理解して、Win-Winで考える

 Win-Winとはスティーブン・R・コヴィー著『7つの習慣』に出てくる習慣のひとつです。この本を日本語訳し、フランクリン・コヴィー社の日本支社長などを務めたジェームス・スキナー氏は、『7つの習慣』の企業研修を行う中で一番難しいスキルは何かと聞かれたら、それは… 続きを読む

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できるビジネスパーソンになる「15分の読書」
古川 武士

古川 武士

習慣化コンサルティング株式会社 代表取締役

関西大学を卒業後、日立製作所などを経て06年に独立。約2万人のビジネスパーソンの育成と、約500人の個人コンサルティングの経験を元に、習慣化をテーマにしたコンサルティング会社を設立。個人向けの習慣化支援、企業への行動定着支援を行っている。著書に『人生の主導権を取り戻す「早起き」の技術』(2015/大和書房)、『力の抜きどころ 劇的に成果が上がる、2割に集中する習慣』(2014/ディスカヴァー・トゥエンティワン)ほか多数。

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