できる新卒社員の見極め方(第2回)

ストレスに強い新卒社員を採用する方法

2015.09.28 Mon連載バックナンバー

 「新卒採用」は、企業にとって重要な経営課題の一つ。前回は、高業績を生み出す人材の見極め方を概説したが、今回は、ストレスに強い人材の見極め方を解説する。昨今「心の病」による労災請求件数が増え続けるなど、懸念の声は広がっており、経営者にとってもその関心が高まっている。

 

企業として、「心の病」とどう向き合うか

 厚生労働省の調べによると、うつ病など「心の病」で2014年度に労災請求をした人が1,456人と6年連続で増加し、過去最多を更新した。認定者も497人にのぼる。

 2014年の労働政策研究・研修機構の調査(PDF)によると、過去3年間で、落ち込んだり、やる気が起きないなどの精神的な不調(メンタルヘルス不調)を感じたことが「ある」人が、25.7%と4分の1を占め、うち、2割程度が通院治療を必要とし、13.3%の人が退職に至っている。さらに、2013年の労働政策研究・研修機構の調査(PDF)では、過去3年間にわたって約半数の企業でメンタル面の不調による休職者が発生しており、「心の病」が社会全体に与える影響度を増している様子が伺える。

 そのため企業においてもメンタル対策は経営課題として重視され、新卒採用の段階から、メンタルに強い学生を採用したいという要望が年々高まっている。

 

「メンタルに強い」とはどういうことか?

 ストレスに対するタフさ、ストレスにどれだけ耐えられるかという抵抗力のことを、ストレス耐性という。同じ環境下においても、ストレスを強く感じる人と感じにくい人、あるいはストレスに打ち勝てる人とそうでない人がいる。それらは、ストレス耐性の個人差によるものでもある。

 ストレス耐性には大きく二つの要素がある。一つは、… 続きを読む

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峯 英一郎/studio woofoo(www.studio-woofoo.net)

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ライター・キャリア&ITコンサルタント

IT企業から独立後、キャリア開発のセミナーやコンサルティング、さまざまな分野・ポジションで活躍するビジネス・パーソンや企業を取材・執筆するなどメディア制作を行なう。IT分野のコンサルティングや執筆にも注力している。
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