中途採用で良い人材を見つけるために必要な方策とは(第4回)

採用面接では「第一印象」よりも「第二印象」が重要

2015.09.15 Tue連載バックナンバー

 書類選考の後に行なわれる面接については、候補者だけではなく面接をする立場の方も期待を抱いて面接会場に入っていくものです。企業で中途採用を担当したことのある方でしたらお分かりのとおり、書類選考はどちらかといえばスペックから外れている候補者を落とすために行なわれるものですが、面接は採用を前提として行ないます。

 私は9年間ヘッドハンターとして活動していました。人材業界で仕事をする以前は“30分ほどの面接で、良い人材と良くない人材が分かるものだろうか”と思っていましたが、多くの候補者とお会いしていると、目の前の候補者が良い線まで行けるかどうかということが、私にもある程度推測できるようになりました。

 今回は、候補者の面接での話し方は、その人の仕事での話し方と同じだという視点で話しを進めていきたいと思います。

 

中途採用の面接では自分の色が出るもの

 面接の場において、新卒の候補者と社会で何年か実務経験を積んだ中途採用の候補者との最も大きな違いは、面接の受け答えに自分の色が出るかどうかです。

 新卒の面接では「こういう質問が出たら、このように答えなさい」というマニュアルのようなものがあります。また新卒入社の面接では企業は無色透明な若者を育てたいという思いがあることから、自分は何の色も付いていないことをアピールするかのように、多くの候補者が型にはまった受け答えをするものです。

 一方の中途採用の面接では、候補者にはすでにこれまでの職務経験に呼応した色が付いているわけですから、必然的に質疑応答においても候補者の個性が出てくることになります。別の見方をすると、… 続きを読む

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南 武志

南 武志

フリーランサー

広告代理店、PR会社での勤務を経て、広告業界専業のヘッドハンターとして9年間活動。20代から50代までの数多くの転職希望者と本音で語り合った経験を元に、若き組織人への提言をまとめる。

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