日はまた昇る!敗者の名言から学ぶビジネスの真理(第4回)

アップル社は敗者だ:スティーブ・ジョブズ

2014.04.28 Mon連載バックナンバー

 「アップル社は敗者だ」……1996年、復帰したアップル社で非常勤顧問として働き始めた彼は、「ワイアード」誌のインタビューに答えて、こう語りました。自身が不在の間に落ちぶれてしまった同社に対する憤りの言葉、とも受け取れますが、その後にジョブズが行ったことに照らすと、一つの戦略が見えてきます。

 

成功、そして解雇

 アップル社の創始者、スティーブ・ジョブズは世界でもっとも有名なカリスマ経営者の一人でしょう。1980年に同社の株式を公開したときには、若干25歳にして2億ドル以上の資産を持ち、米経済誌「フォーブズ」の長者番付にもランクインするなど、活躍ぶりを示すエピソードには事欠きません。

 しかしながら彼の遍歴は、けっして平坦なものではありません。大学に入ったものの、授業に関心が持てなかったため半年で中退してしまいます。22歳のときには友人スティーブ・ウォズニアックと初期のホームコンピューター「アップル」を開発。これが大当たりして、自宅ガレージが本拠だったアップル社は、彼が25歳のときに上場、順調に業績を伸ばしていきます。

 大富豪の仲間入りをはたした彼ですが、ここでその性格が災いします。… 続きを読む

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谷垣 吉彦/studio woofoo(www.studio-woofoo.net)

谷垣 吉彦/studio woofoo(www.studio-woofoo.net)

フリーランスライター

アダルト層向け商品の販促プランニングや、経営・医療系書籍の企画・立案・執筆など、幅広い分野でライターとして活動する。大阪ミレニアムミステリー賞を受賞するなど、エンターテイメント分野での実績も評価されている。

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