Back to 90’s~覚えてますか? あの言葉(第4回)

相棒とノストラダムスの 1999年

2013.10.28 Mon連載バックナンバー

 いまに続くデフレの入り口だった90年代。いよいよ大詰めの1999年は、2000年問題などと騒がれてIT関連株のプチバブルが起きたのでした。

 

iモードで独自進化した日本のガラケー

 なんといってもトピックはiモードのデビューだと思います。この年の1月、NTTドコモからiモードが発表されました。ケータイでインターネット。このインパクトは凄まじいものがあり、iPhone、Androidが登場する最近まで、日本ではiモードの天下だったといっても過言ではないと思います。

 最初はインターネットバンキングなどを売りにしていましたが、そちらはあまり浸透せず、爆発的に支持されたのはメール機能。それまでもショートメールなどあったのですが、iモードはインターネットメールとも接続できたことが画期的でした。これによって、ユーザー同士のメール交換はもちろん、メールマガジンやニュース配信などもケータイに届くようになり、企業の商用利用が進みました。

 ちなみにその後、iモードを海外に展開しようとしたのですが、ケータイをメール用に使うという文化が、海外では浸透しませんでした。日本ではケータイのテンキーでどれだけ速くメールが打てるか、曲芸のような技を持つ人がたくさんいましたが、確かに海外では器用にケータイで文字を打つのはハードル高いかも。

 あと忘れてはいけないのは、キャリアが料金徴収代行を行うため、安心してサードパーティ、いわゆる勝手サイトがコンテンツの開発を行うというスタイルも急速に普及しました。コンテンツやアプリの開発でまさにプチバブルになった会社がたくさんありました。そうです、ITバブルの結構な割合を、iモードバブルが占めていたのです。

 

香取慎吾くんと10万円パソコン

 前回の1995年から、IBMのコンシューマー用パソコンとしてWindowsがプリインストールされたパソコンは発売されていたのですが、この年デスクトップパソコンで10万円を切る機種が登場しました。スペックは400MHz、64MBのSDRAMメモリ、6GBのHDD。まあ、当時とすればこんなものでしょう。… 続きを読む

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棕澤 和宏/studio woofoo(www.studio-woofoo.net)

棕澤 和宏/studio woofoo(www.studio-woofoo.net)

広告制作会社エコトバ 代表取締役

業界デビュー作がJ-WAVEのネーミング。以来コピーライターとして20年以上キャリアを積むが、最近はコピーライティングの知識を生かしたWEBサイトのコミュニケーションプランの提案に軸足を移しつつある。

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