Back to 90’s~覚えてますか? あの言葉(第2回)

オウチにFAXがやってきた 1993年

2013.10.14 Mon連載バックナンバー

 世紀末でもあり、インターネットの黎明期でもあり、21世紀まで続く不況の入り口でもあった90年代。いまの常識が通じない小さなタイムトリップ。今回は1993年へ。

 

ヒット商品番付には必ずウインドウズ3.1と載ってます

ヒット商品番付には必ずウインドウズ3.1と載ってます モックンのCMが印象的だったウインドウズ3.1。キャッチフレーズは「笑ってお仕事」でした。実際の社会的なインパクトは次のウインドウズ95のほうがあったと思うのですが、ほとんどマウスで使えるGUIと、どんなコンピュータでも使えるOSということを売りにしていました。まあ、「どんな」というのはちょっとウソでメーカーを問わない、ということなのですが。
 GUIとマウスといえばそれまでアップルの独壇場だったのですが、マイクロソフトが殴りこみをかけた形。しかし、あの有名なスティーブ・ジョブズのスタンフォード大学でのスピーチでもあるように、マックのパクリだよなあ、と思ったのも事実。アイコンやフォントのデザインは先駆者であるマッキントッシュのほうがいいよなあ、と正直思いました。
 しかしアップルはとにかく高かった。それなのに漢字Talkは安定しなかった。安いハードで使えるウインドウズはあっという間に普及し、あとはいま皆さんがご存知のOS勢力図が形成されました。スティーブ・ジョブズがアップルを辞めてから90年台の中盤までは、本当にマックの暗黒時代が続きましたね。ちなみに一時期キヤノン販売も「ダイナマック」という名称でマックを製造していました。80年代の話ですが。モックンのCMジョブズのスピーチはこちらから。

 

家庭用にFAXが普及し始めました

家庭用にFAXが普及し始めました 個人的な話で恐縮ですが、我が家は仕事用とプライベートで固定回線を2回線使っています。プライベート用については、FAXのないタイプに変えてしまいました。メールがある現在、めったに使わないFAXのために結構な設置スペースを取られるのはたまらない。
 そんな消えゆく家庭用FAXですが、意外と歴史は浅い。会社用では80年代から一般的にFAXはあったのですが、それが家庭向けに普及するのに10年ぐらいかかるとは、やっぱり現在とはスピード感が違いますね。個人的にもFAX付きの電話はもう思う出せないぐらい昔から使っている気がするのですが、ヒット商品的には1993年がピークだった模様。
 以前の「モデム」の回でも書きましたが、あのピーヒョロヒョロという音が地球上からなくなるのはいつか、なんて考えてしまいます。しかし、もしもの時のバックアップとしてしぶとく生き残っていくような気もします。ウチがお世話になっている会計士さんも、クライアントの中小企業はFAX派が多いようで、ちょっとした書類の送信はFAXが都合良いようです。… 続きを読む

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棕澤 和宏/studio woofoo(www.studio-woofoo.net)

棕澤 和宏/studio woofoo(www.studio-woofoo.net)

広告制作会社エコトバ 代表取締役

業界デビュー作がJ-WAVEのネーミング。以来コピーライターとして20年以上キャリアを積むが、最近はコピーライティングの知識を生かしたWEBサイトのコミュニケーションプランの提案に軸足を移しつつある。

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