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ポストTwitter?分散型SNS「マストドン」とは

2017.07.31 Mon連載バックナンバー

 「マストドン(mastodon)」というSNSをご存じでしょうか。もしかしたら、トップページにアクセスし、マンモスのようなイラストも見たという人もいるかもしれません。

 マストドンはドイツの開発者がつくったコミュニケーションサービスで、従来のSNSのような“中央集権型”ではなく、管理者も設置場所も異なる複数のサーバー(インスタンス)を利用した、新しい“分散型”SNSとして注目されています。

 今回は、マストドンがTwitterなど従来のサービスと何が違うのか、どのように使えば良いのかを解説します。

 

マストドンが他のSNSと決定的に違う「分散型」とは?

 マストドンの基本的な仕組みは、Twitterに似ています。他のユーザーをフォローし、短い文章を投稿(トゥート)したり、他の人の投稿をタイムラインで閲覧して拡散(ブースト)しながら、コミュニケーションを行います。Twitterでは投稿1回当たりの文字数が140字までに限られるのに対して、マストドンでは500文字まで書き込むことができます。プロフィールとアイコン画像を登録することや、書き込みに画像を添付できる仕組みも、ほかの多くのコミュニケーションサービスと共通しています。

 しかし、FacebookやTwitterでは、それぞれのサービス提供者がサーバーを管理、運用しているのに対し、マストドンには、「インスタンス」と呼ばれる複数のサーバーが存在しています。これが、マストドンの最大の特徴です。

 マストドンのインスタンスには、さまざまなものが存在します。たとえば「技術者」「サーバー管理者」のようなITに関わるジャンルだけではなく、「アニメ」「ゲーム」「お絵かき」「雑談」「スポーツ」「アイドル」といったものまであります。

 現在日本で参加者の多いインスタンスには、日本の個人ユーザーが立ち上げた日本人向けサーバー「mstdn.jp」や、画像を中心としたSNSであるPixivが運営する「pawoo」、ニコニコ動画で知られるドワンゴ社の「friends.nico」などがあります。

 

基本操作はTwitterと同じだが「インスタンス」に違いが

 マストドンを利用するためには、… 続きを読む

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Bizコンパス編集部

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