「耳の痛いこと」を部下にフィードバックする方法(第2回)

逆ギレする部下に効果的なフィードバックとは

2017.07.27 Thu連載バックナンバー

 企業においてマネージャーになった場合、部下の教育は避けて通ることはできない仕事のひとつです。そんな時に役に立つのが、「フィードバック」。部下に「耳の痛いこと」をフィードバックすることで、仕事を立て直し、成長を促すことができます。

 東京大学総合センター准教授の中原淳氏の著書『フィードバック入門』(PHPビジネス新書、2017年)では、困った部下のタイプ別対処法についても述べられています。

 今回は前回に引き続き、本書を参考に具体的な部下へのフィードバック方法について紹介します。

 

フィードバックの現場では本性が出る

 『フィードバック入門』の著者である中原氏は、実際のフィードバックの難しさについて、「フィードバックを黙って受け入れる部下は、ほとんどいません。たいがいは、言い訳や反論をしてくるはず」と述べています。人目につかない1対1の空間で行うからこそ、感情的になったり、わがままを言ったり、その人の「地」が出やすいのがフィードバックの現場です。

 本書ではフィードバックにてこずってしまいがちな「困った部下」の対処法として、12のタイプ別に「困った部下への対処法」が取り上げられています。

 まずは、フィードバックの現場で最も多い「逆ギレ」タイプへの対処法です。このタイプは、こちらが指摘することに対して、「それは違います!」「何もわかっていませんね」と楯突いてきます。中原氏によれば、フィードバックの現場ではよくあるといいます。

 こうした場合は、「それでは、… 続きを読む

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高島 ちなみ

高島 ちなみ

フリーライター

2012年より執筆活動を開始し、ビジネスコラム・グルメレポートなどを執筆。無類の図書館好き。趣味が高じて司書資格も取得。ライブラリアン・検索技術者として、WEB媒体向けのレファレンス支援も行う。

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