仕事に追われず「自分の時間」を得る、超・効率的時間術(第2回)

定時で帰るための「ケツカッチン仕事術」

2017.07.12 Wed連載バックナンバー

 『神・時間術 脳のパフォーマンスを最大まで引き出す』(大和書房/樺沢紫苑著)という本が人気となっています。

 前回の記事では、朝、始業直後の30分が大事で、この時間帯に最も重要な仕事を持ってくるだけで、就業時間が1、2時間ほど短縮できる場合があると伝えました。

 しかし、時短ができたとしても、定時で退社することはなく、明日、取りかかろうと思っていた仕事に着手し、結局は残業し頑張ってしまうのが、日本に多いビジネスパーソンの姿といえます。

 本書の著者である樺沢氏によると、残業をする日本人よりも、定時で帰るアメリカ人のほうが労働生産性は高いそうです。

 どうしてアメリカ人のほうが、日本人よりも労働生産性が高いのでしょうか。今回も本書からその理由を探りつつ、時間に追われてばかりのビジネスパーソンが、自分の時間を持つための方法を読み解きます。

 

残業して頑張っているのに労働生産性が上がらない

 労働生産性とは、「仕事効率」を数値化したもので、就業者一人あたりが働いてどれだけの“付加価値”を生み出しているかの割合を示しています。

 2016年の統計では、日本の労働生産性は、主要先進7カ国において22年連続“最下位”で、OECD加盟国で見ても34カ国中22位と、下から数えたほうが早いのです。時間当たりの労働生産性は、日本が42.1、アメリカが68.3で、アメリカの労働生産性は日本の1.6倍となっていました。

 樺沢氏は、このデータを残念としつつも、「改善の余地がものすごくある」と歓迎しています。なぜなら、日本人がアメリカ人並みの労働生産性を手にすれば、単純計算で仕事効率は1.6倍になるからです。

 どうしてアメリカの労働生産性は高いのか。本書によると、その理由は、アメリカ人の働き方にあり、時間術に秘密があるようです。

 

アメリカ人はアフターファイブのために働く

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石盛 丈博

石盛 丈博

ITC 代表

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