仕事に追われず「自分の時間」を得る、超・効率的時間術(第1回)

仕事が進み、クオリティも高まる時間帯は○~○時

2017.07.04 Tue連載バックナンバー

 「神・時間術 脳のパフォーマンスを最大まで引き出す」(大和書房/樺沢紫苑著)という本が人気となっています。

 著者である樺沢紫苑氏は、精神科医でありながら、映画評論など作家活動も行う多才な人物です。年間3冊出版のための書籍原稿の執筆、メルマガ・SNS・ブログの更新、月6回の診療、月20冊以上の読書と書評公開、月2、3回のセミナーや講演活動と、“4人分相当の仕事”をしているといいます。

 樺沢氏はそのうえで、趣味や娯楽にあてる「自分の時間」も確保、睡眠も7時間以上とっているといいます。

 樺沢氏はなぜ、このような多くのタスクを抱えながら、自分の時間を確保できるのでしょうか。時間に追われてばかりのビジネスパーソンが、自分の時間を持つための方法を、本書から読み解きます。

 

まったく書けなかった英語論文がある日突然……

 樺沢氏は20年ほど前、昼間は診察、夕方から病理学的研究、実験結果が出たら英語で論文を書く生活を送っていました。ですが、実験の待ち時間を使っての論文作成は筆が進まず、自分自身の英語力のなさに失望していたといいます。

 そんななか、当直として病院内で待機をしていたときに、午前中から論文を書き始めたところ、いつもの2、3倍の速さでスラスラと書くことができたといいます。あとから「どうしてだろう?」と振り返ったときに、「いつもは夜、身体も頭も疲れきっているときに論文を書いていた」という事実に気付いたのです。

 

朝は脳のゴールデンタイム

 「文章は、ヘロヘロの状態のときには書けない」と悟った樺沢氏は、それからというもの、夜の執筆はストップし、当直日の午前中に対応するようにしました。すると、論文作成のスピードが速くなったうえ、文章のクオリティも向上。初めて発表した英語論文は、病理学分野では権威のある一流雑誌に掲載されたそうです。

 午前中、論文を書くと、おもしろいように順調に進んでいくその理由は、いたってシンプルなものでした。その時間帯は… 続きを読む

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石盛 丈博

石盛 丈博

ITC 代表

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