快適な通勤で能率UP

“地獄の通勤ラッシュ” のストレスを回避する方法とは

2016.07.12 Tue連載バックナンバー

 都市部の通勤・通学の時間帯の混雑した電車はまさに地獄である。特に夏は、乗客同士の体が密着することでさらに不快感が増す。アットホーム調べによる2014年の調査(PDF)によると、都心の通勤時間の平均は片道約58分。往復約2時間の通勤が与えるストレスは、ビジネスパーソンのモチベーションに悪影響を与えかねない。

 こうした状況の中で、混雑自体を回避し、少しでも通勤ストレスを軽減しようという動きが、鉄道業界に広がっている。どのような混雑回避方法が考えられるのか、個人で取り組めるものから、鉄道会社それぞれの事例まで、ヒントを見つけていきたい。

 

ビッグデータで電車の混雑状況を可視化する「乗換NAVITIME」

 列車1本1本の混雑状況を、細かく可視化してくるのが、ナビタイムジャパンの乗換案内アプリ「乗換NAVITIME(iOS/Android)」だ。

 「乗換NAVITIME」には、国土交通省の交通利用実態調査「大都市交通センサス」とナビタイムによる約3ヵ月の実地調査のデータをもとにした、独自の混雑予測システムが搭載されている。

 乗換ルートを検索すると、検索結果の端に電車の混雑状況がアイコンで表示される。これにより、少しでも空いている電車を選んで乗ることができるのだ。混み具合は「余裕で座れる」「普通に立てる」「身動きとれない」などの6段階のアイコンで表示され、ひと目で混雑状況が判断できるようになっている。この混雑情報は、もちろん朝の通勤ラッシュタイムにも有効だ。

 2016年6月現在のサービスでは、残念ながら車両ごとの予測は立てられず、列車まるごとの予測しか立てられない。しかし今後は、車両ごとの混雑状況まで予測できるよう、アプリの機能の拡大を図っていく予定とのことだ。いつ、どの車両からどれくらいの人が降りるのか、各駅の階段、エレベーターの配置などを考慮した混雑予測も加われば、より快適な乗車が可能となるだろう。

 乗り換えNAVITIMEには、もうひとつ通勤に便利な機能がある。それは、… 続きを読む

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小島 沙穂

小島 沙穂

株式会社Playceに所属。大手電鉄グループ社内報の編集・ライティングを担当する。また、経営者や新規事業担当者をターゲットにした雑誌『事業構想』にて、連載「パイオニアの突破力」を執筆。アスリートに取材を行い、組織作りやセルフマネジメントのコツを聞き出している。http://www.playce.co.jp/

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