芸能界に相次ぐ癌告白…癌に立ち向かう覚悟

北斗晶の告白から考える、家族がガン宣告されたら

2015.11.09 Mon連載バックナンバー

 今年は芸能人がガンに侵される悲報が相次いでいる。“元気で活力に溢れている”イメージの彼らが、見る影もないほど痩せた姿で会見を行う姿は、世間に衝撃を与えた。

hk001 なかでも、今年9月にタレントの北斗晶氏が、乳がんを患い右乳房の全摘出手術を受けたことを告白したのは記憶に新しい。芸能界きってのおしどり夫婦に襲い掛かったガンという試練。そこで注目されたのは夫・佐々木健介氏がコメントで発表した、妻の病気と共に闘う姿勢とそのサポート力だ。“力は強いけれど、鬼嫁の尻に敷かれている夫”の印象が強かった佐々木氏が、鬼嫁の病気と向き合う姿をワイドショーがしきりに取り上げ、お茶の間の胸を打った。

 今や日本では、2人に1人がガンになる時代。夫婦であれば、どちらかがガンに侵されるという計算だ。しかしガンといっても闘病にはさまざまな過程があり、向き合い方もそれぞれ。ある日、パートナーがガンと宣告されたら、貴方ならどうするだろう。辛い闘病生活を支える覚悟を、どのくらい強くもつことができるだろうか?

 今回は、北斗晶・佐々木健介夫婦を例にとり、「支える側」の視点でガンとの向き合い方を考える。

 

妻のガン宣告を受けて

 北斗氏が乳がんであると発表した翌日から、乳腺外来は乳がん検診の患者でごった返したという。今まで乳がん検診に興味が無かった人たちも、乳がんの恐ろしさについて考える機会となり、検診に関心を持ったようだ。

 毎年検診を受けていたにもかかわらず、右乳房を全摘出、さらに脇リンパ部分まで転移し、抗がん剤治療が必要という深刻な状況になった北斗氏。夫である佐々木氏は、妻を失ってしまうかもしれないという恐怖から体重が落ちてしまったと、北斗のブログで明かしている。

 パートナーが病気にかかると、看病する側には普段の生活を維持するだけで体力面、精神面においてかなりの負担がのしかかってくる。実際、佐々木夫妻には高校生と中学生になる息子たちがいるのだが、父親である佐々木氏が息子たちの世話や家事を担うようになった。

 ある日、突然変わってしまった生活に、恐らく家族も大変であるはずなのだが、その日常を彼は… 続きを読む

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キノシタ マユコ/studio woofoo(www.studio-woofoo.net)

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フリーライター・Graphic worker

広告プロダクションでディレクターとして勤務し、その後フリーライターとして独り立ち。現在はさまざまなジャンルの情報媒体の取材・執筆、グラフィックデザインやイラストまでも行う「Graphic worker」として活動中。元美容師という異色の経歴の持ち主。Instagram:womb_kinoco

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