春爛漫。京都、花の名所めぐり(第1回)

春を先取り!昼も夜も楽しめる京都・桜の名所ガイド

2015.03.18 Wed連載バックナンバー

 早いもので今年もすでに3月。そろそろ桜の便りが届く季節となりました。平安時代から「花の都」と称される京都。3月上旬から4月下旬頃にかけ街全体が桜に彩られ、1年で最も華やぐ季節になります。そんな京都で、おススメの桜の名所をご案内しましょう。

 

京都の桜が人気な理由とは

 桜の季節になると人々は京都へ向かいます。京都の桜が人気なのはなぜでしょう。それは、第一に典雅な寺社、そして歴史的な街並みが残る京都というロケーション。1200年の歴史に彩られた京都の街と咲き誇る桜の織り成す光景はまさに「雅」の一言です。

 そしてもうひとつは、桜の花期が長いこと。地理や気候の条件もさることながら、なんといっても早咲き種から遅咲き種まで、長い時代をかけて多彩な品種の桜が植えられていることです。

 京都は大都市でありながら、とてもコンパクトにまとまっている街。その狭いエリアの中に3月上旬から4月下旬頃の約2か月にわたってさまざまな桜が咲き継がれるのです。この期間、京都は文字通り「花の都」となり、いたるところで華麗な桜絵巻が展開されます。

 

この春、ぜひ訪れたい桜の名所

 京都には数多の桜が咲き誇ります。名桜と呼ばれる桜もあれば、街の片隅や野山にひっそりと咲く桜もあります。まずは名だたる桜の名所の中で、ぜひとも訪れたいスポットを紹介しましょう。

 京都を代表する桜の名所が「平野神社」。3月中旬から4月下旬まで約50種類400本もの桜が咲き継ぐ“桜の宮”です。この期間、訪れるたびに桜の主役が入れ変わり、見る人の目を楽しませてくれます。

 平野神社は江戸時代からすでに夜桜の名所とされていました。今でも日が暮れると屋台が賑わい、提灯の灯りに浮かぶ桜を眺めて花見酒に酔いしれる、そんな花見の宴を満喫できるスポットです。

 名刹が甍(いらか)を並べる“きぬかけの路”に「仁和寺」があります。ここにある遅咲き(4月中旬~下旬頃)の“御室桜”は、樹高2~3mと背が低いのが特徴。青空のもと、人と寄り添うように群れ咲く御室桜の白色の海を通してのぞむ五重塔は、御室御所とも称された仁和寺ならではの典雅な桜景色といえるでしょう。

 仁和寺から山深く入った場所に約4,000坪の敷地を有する「原谷苑」があります。ここには、染井吉野、枝垂桜、普賢象(ふげんぞう)など20種類400本の桜が、4月上旬頃から約1ヶ月間にわたり咲き誇ります。苑内に入ると見渡す限りサクラ、サクラ。特に日本一の本数といわれる枝垂桜の白からピンクのグラデーションが限りなく続き、遊歩道を歩むとまるで桜のシャワーを浴びているようです。

 西京区の山岳地帯「西山」の麓には、“花の寺”と讃えられる… 続きを読む

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高野 晃彰/studio woofoo(www.studio-woofoo.net)

高野 晃彰/studio woofoo(www.studio-woofoo.net)

ベストフィールズ代表

大手アパレルで店舗開発を担当、その後、専門誌系出版社で企画編集を中心に勤務、退社後、編集プロダクション「ベストフィールズ」とデザインワークス「デザインスタジオタカノ」を立ち上げる。旅行・歴史・フード・ペット・マリンスポーツなどのエンタメ系から経済、ファッションまで幅広い分野での書籍・雑誌・ムック・商業制作物の執筆、編集、撮影、制作を行なっている。

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