3月開業、北陸新幹線で歴史都市・金沢を旅しよう(第1回)

新幹線だから日帰りOK!1日で金沢をいいとこ取り

2015.02.18 Wed連載バックナンバー

 今春3月14日、金沢・富山~東京間をつなぐ北陸新幹線が待望の開通を迎えます。最も速い「かがやき号」を利用すれば、東京から金沢までわずか2時間28分に。さまざまな観光資源に恵まれた歴史都市・金沢がぐっと身近な存在となりました。そんな加賀百万石の城下町・金沢のさまざまな魅力を紹介していきます。

 第1回は、北陸新幹線の利便性を活かした、日帰りで行く金沢への旅行のご提案です。往復にかがやき号を利用すれば、たとえ日帰りでも長時間の滞在も可能。歴史都市・金沢を象徴するメインスポットをしっかりとめぐり、その魅力を満喫しましょう。

 

時間も料金も、北陸新幹線なら大きなアドバンテージ

 金沢日帰り旅行のポイントは、東京駅を7時20分発の北陸新幹線「かがやき503号」で出発、帰路は金沢駅を21時に出発する「かがやき518号」を利用するのが基本となります。かがやき503号は金沢駅に9時54分に到着します。

 従来の空路による金沢へのアプローチですと、羽田空港を7時50分に立てば、石川県の空の玄関口・小松空港を経由して金沢駅に9時45分に到着します。このように時間だけみると、北陸新幹線の利点が感じられないかもしれません。しかし空路の場合、小松空港からバスで小松駅に移動し、さらに鉄道で金沢へ向かう、というように経路が煩雑になってしまいます。

 一番大きな違いは帰路の時間です。小松空港から羽田空港に向かう最終便は20時00分発(全日空便)ですので、この便に間に合うためには、遅くとも金沢駅を18時に出発しなければなりません。つまり北陸新幹線を利用すれば11時間の金沢滞在が可能。対して航空機の利用では8時間の滞在に止まります。

 日帰りの旅では、この3時間の差はとても大きなものになります。また、正規料金で比較しても東京・金沢間が北陸新幹線利用で往復2万8,240円、航空機だと5万4,780円となり、北陸新幹線を利用すれば航空機の約半分の費用で金沢まで往復することができるのです。

 

食べて覗いて楽しい「近江町市場」と「ひがし茶屋街」

 金沢市は人口50万人近くが住む大きな都市で、石川県の県庁所在地でもあります。しかし、その主要な観光スポットは金沢城公園から半径約2キロの範囲内に集中しています。徒歩を中心にバスを組み合わせれば、施設や史跡の見学時間を含めて約6時間もあれば、十分おもな観光スポットをめぐることができます。余った時間を食事や喫茶、お土産選びにあてれば、11時間の滞在時間でも大満足の旅になることでしょう。

 金沢駅に到着したら、まずは歩いて12分ほどの「近江町市場」に向かいましょう。ここは金沢の食文化が凝縮した市場で、日本海の新鮮な魚介が並びます。もちろん鮮魚店だけではありません。伝統の加賀野菜が揃う青果店、そして海鮮丼や寿司が味わえる飲食店など約180の店舗がところ狭しと並ぶ金沢市民の台所です。… 続きを読む

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高野 晃彰/studio woofoo(www.studio-woofoo.net)

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ベストフィールズ代表

大手アパレルで店舗開発を担当、その後、専門誌系出版社で企画編集を中心に勤務、退社後、編集プロダクション「ベストフィールズ」とデザインワークス「デザインスタジオタカノ」を立ち上げる。旅行・歴史・フード・ペット・マリンスポーツなどのエンタメ系から経済、ファッションまで幅広い分野での書籍・雑誌・ムック・商業制作物の執筆、編集、撮影、制作を行なっている。

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