ビジネスに効く!全国神社、ご利益巡り(第4回)

伏見稲荷大社/日本一のおいなりさんで、財運上昇!

2014.12.30 Tue連載バックナンバー

 目まぐるしい日々を過ぎて、ようやく迎えるお正月。とはいえ、家庭を持つ人は家族サービスに追われ、休みが過ぎれば新年会に歓送迎会と、この時期はイベントが続けば出費もかさみ、気温の低下とともに懐寒い状況が続きます。

 天からお金が降ってこないものかとつい考えてしまいますが、せめて天の神様から財運のご利益にあずかりたいもの。そんな財運アップに関わる神様のひとりが稲荷大神(いなりのおおかみ)。古くから「おいなりさん」と庶民に親しまれている神様で、この「おいなりさん」を祀る稲荷神社の総本社が、伏見稲荷大社です。ここには、日本はもちろん海外からも人気を集める、美しいパワースポットがあります。

 

海外でも大注目。光差す神秘の廻廊・千本鳥居

 そのパワースポットとは、本殿の背後にそびえる稲荷山の参道に並ぶ「千本鳥居」。実際に訪れたことがなくても、朱の鳥居の廻廊がどこまでも続く幻想的な光景を、テレビやポスターで目にした人も多いでしょう。

 鳥居の数は1万基にのぼり、しかも全て奉納されたもの。これは江戸時代から続く風習で、伏見稲荷大社に参拝し、願い事が叶った感謝の意がこめられています。そのせいか、人によっては鳥居の中にいると強いエネルギーを感じるとか。鳥居の柱には奉納者の名前が書かれていますが、その多くは企業名。中には、誰でも知っている有名企業もあり、多くの企業マンが、いかにこの地を篤く信仰しているかがわかります。

 立ち止まってながめたり、鳥居の数を数えたりする参拝者の中には、外国人の姿が目立ってきています。実は近年、伏見稲荷大社は外国人観光客からの人気が高く、旅行口コミサイトの「トリップアドバイザー」が発表した「外国人に人気の日本の観光スポット2014」で堂々の1位にランクイン。朱の鳥居と隙間から差し込む光が織りなすエキゾチックな美しさに、魅了される外国人が多いようです。

 

五穀豊穣の神様から、商売繁盛・財運招福の神様へ

 さて、この伏見稲荷大社をはじめとした全国の稲荷神社は、さきほどご紹介した稲荷大神、「おいなりさん」をお祀りしています。実は「おいなりさん」は農業を守護し、五穀豊穣をもたらす力を持つ神様です。ではなぜ企業マンに信仰され、財運アップの神様とも言われるのでしょうか。… 続きを読む

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かみゆ歴史編集部

かみゆ歴史編集部

歴史コンテンツメーカー

歴史関連の書籍や雑誌、デジタル媒体の編集制作を行う。ジャンルは日本史・世界史全般、アート、日本文化、宗教・神話、観光ガイドなど。おもな編集制作物に『日本の山城100名城』(洋泉社)、『一度は行きたい日本の美城』(学研)、『戦国合戦パノラマ図鑑』(ポプラ社)、『系図でたどる日本の名家・名門』(宝島社)、『大江戸今昔マップ』(KADOKAWA)、『国分寺を歩く』(イカロス出版)など多数。お城イベントプロジェクト「城フェス」の企画・運営、アプリ「戦国武将占い」の企画・開発なども行う。公式サイトはwww.camiyu.jp

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