ビジネスに効く!全国神社、ご利益巡り(第1回)

鶴岡八幡宮/源頼朝を将軍にした勝利と成功の神様

2014.10.06 Mon連載バックナンバー

 みなさんはどんな時に神社にお参りにいきますか? 仕事がうまくいかない時、新しい出会いが欲しい時、大きな決断をせまられた時……「苦しい時の神頼み」といいますが、まさしくここ一番の時には神様の力をお借りしたいもの。でも実は、神様ごとにご神徳(ご利益)が異なることをご存知でしょうか。神様はそのお生まれやご経歴によって、得意な分野があります。神様にも「専門職」があるのです。

 ではどんな時に、どこにお参りすればいいのでしょう? このコラムでは、働くビジネスマンにパワーを与えてくれる神社、そしてそのご利益についてご紹介したいと思います。
 今回は鎌倉幕府を開いた源頼朝が篤く信仰したという、鶴岡八幡宮についてです。

 

武門の守護神は源氏の氏神

 鶴岡八幡宮は、社会での成功や商売繁盛を祈るサラリーマンやビジネスマンに、殊のほか篤く崇敬されています。その理由は、神社の歴史のなかにあります。

 1063(康平6)年、源頼義(よりよし)は奥州平定のため出陣する際、氏神様である石清水八幡宮に戦勝を祈願しました。頼義は見事、勝利をおさめ、石清水八幡宮の分霊を鎌倉由比ヶ浜近辺にお祀りします。これが鶴岡八幡宮の始まりです。

 八幡宮の主たるご祭神は、応神天皇と比売神(ひめがみ)、そして応神天皇の母・神功(じんぐう)皇后です。神功皇后は身ごもったまま戦いに赴いて勝利し、無事出産も終えたことから戦勝と成功、安産の女神といわれます。優れた手腕で日の本を統治した応神天皇は、発展と繁栄を導く神となりました。源氏一族は、この神々に一族の発展と安寧をゆだねていたのです。

 

頼朝の出世にあやかろうと、武士たちの崇敬を集める… 続きを読む

全文(続き)を読む

続きを読むにはログインが必要です。

まだ会員でない方は、会員登録(無料)いただくと、続きが読めます。

かみゆ歴史編集部

かみゆ歴史編集部

歴史コンテンツメーカー

歴史関連の書籍や雑誌、デジタル媒体の編集制作を行う。ジャンルは日本史・世界史全般、アート、日本文化、宗教・神話、観光ガイドなど。おもな編集制作物に『日本の山城100名城』(洋泉社)、『一度は行きたい日本の美城』(学研)、『戦国合戦パノラマ図鑑』(ポプラ社)、『系図でたどる日本の名家・名門』(宝島社)、『大江戸今昔マップ』(KADOKAWA)、『国分寺を歩く』(イカロス出版)など多数。お城イベントプロジェクト「城フェス」の企画・運営、アプリ「戦国武将占い」の企画・開発なども行う。公式サイトはwww.camiyu.jp

このページの先頭へ
Bizコンパス公式Facebook Bizコンパス公式Twitter