今、これがクール!世界各国の最新夏休み事情(第4回)

大家族で避暑地へ、豪華な船旅へ~インドの夏休み

2014.08.31 Sun連載バックナンバー

 インドの首都・ニューデリーでは、3月から10月まで月別平均最高気温が30度を超えます。そのうちもっとも暑いのは5月と6月で、平均で40度近くになります。ちょうどそのころ学校が夏休みとなり、ビジネスマンもこの時期に夏休みを取ることが多いです。

 インドのビジネスマンは、年に3週間ほどの休暇がもらえますが、すべて夏に消化してしまう人は少なく、そのうち約2週間を夏休みに充て、残りはインドの新年にあたる10月か11月(インド暦では新年が毎年異なる)に休みを取る人が多いです。

 今回はそんなインドの夏休み事情をお届けします。

 

ビジネスマンは休んでも、商店の人は週7日働く

 インドの夏休みは、前述の通り5月と6月が多いですが、この2カ月の間に交代で休みを取ります。日本のお盆休みのようにビジネスマンがいっせいに休む時期はないので、商店やレストランはずっと店を開けています。多くの店で、従業員たちが一生懸命汗を流して働いています。

 貧富の差が激しいインドでは、ビジネスマンたちが夏休みになっても、商店で働いている人たちには関係ありません。夏だろうが冬だろうが、週7日働くのが基本。夏は特に生鮮食料品が腐りやすいため、とにかく素早く売り切らないといけないからと、商売にもますます熱が入ります。暗くなっても、キャンドルの光を頼りに売っている 店員たちを数多く見かけます。

 

家族も子守りも一緒に避暑地へゴー!

 一方、休暇を取ることができるビジネスマンたちの夏休みは優雅で豪華。インドでは夫の両親や兄弟夫婦と同居することが多いため、旅行となるとその大家族がみんな一斉に行動します。総勢十名を超えることなどザラ。それどころか、小さな子どもたちの面倒を見る子守り(「アヤ」と呼びます)まで、一緒に旅行に来ることがあります。両親は飽きて騒ぎ始めた子どもから開放されて、気兼ねなくショッピングを楽しんだり、食事を味わったりできるのです。… 続きを読む

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パッハー 眞理

パッハー 眞理

ウィーン出身。海外書き人クラブ会員。デリー3年目に入りすっかりインドの奥深い料理やカルチャーにぞっこん。野犬を少しでも救いたいと、微々たる活動をしているワンコ好きライター。

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