今、これがクール!世界各国の最新夏休み事情(第3回)

ホテルもキャンプも豪華に満喫~アメリカの夏休み

2014.08.18 Mon連載バックナンバー

平均8.1日の夏休み。有給日数は個人の交渉で決定

 アメリカでは有給休暇の日数は法律で決められているわけではなく、企業や個人によって異なります。フルタイム勤務の人が取れる夏休みは8.1日。勤続が25年以上になると15.7日になります(アメリカ労働統計局調べ)。

 「同じ企業内でも採用時の交渉次第で変わるんですよ」と話してくれたのは、大学院で博士号を取得後、リハビリテーション施設で理学療法士として勤続10年目のジョン・モンローさん(40歳)。モンローさんの夏休みは10日間です。同じような経歴や勤続年数でも個人によって変わるのは、契約社会のアメリカならではといったところでしょうか。

 さて、平均8.1日の夏休みを、アメリカ人は一体どのように過ごすのでしょう。これまではグランドキャニオンなどの大自然の中でキャンプをしたり、アイランドリゾートに出かけたり、他州の親戚を訪ねたりするのが一般的でした。でも最近ではいくつかのトレンドが見られます。

 

最近の流行その1:都会のホテルで“アーバンリゾートライフ”を満喫

 最近の流行の一つが、飛行機などで時間をかけて遠出するのではなく、住んでいる都市の海沿いなどにある高級リゾートホテルでのんびり滞在する夏休み。シングルやカップルのビジネスマンやキャリアウーマンたち、また子どもがいる家庭は子どもを預けて夫婦だけで、夏休みにこうした「アーバンリゾートライフ」を過ごす人たちが増えています。

 その理由は、都市周辺に建つホテルでもスポーツなどのプログラムが充実しているからです。ロサンゼルス近郊に在住のスーザン・ベッカーさん(32歳)も、女友だちと二人で夏休みの3日間をロサンゼルス市の中心部からわずか30分ほどの海沿いにある「テラニアリゾート」で過ごしました。

 「じつは滞在中、ホテルから外には一歩も出なかったんですよ」。… 続きを読む

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大山 真理

大山 真理

アメリカ在住ライター

2000年よりロサンゼルス在住。海外書き人クラブ所属。米国務省・外国人記者クラブのメンバージャーナリスト。ロサンゼルスの旅行などさまざまな情報を日本の新聞社、出版社など各種媒体へ執筆。『新・年金を活かす!海外ロングステイ30都市徹底ガイド』ロサンゼルス執筆担当。『「もう頭にきた!」と思ったときに読む本』企画、構成、訳担当。

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