続々登場!景色も料理も楽しめる「観光列車」の旅(第2回)

列車の中に「足湯」!?リゾート新幹線「とれいゆ」

2014.08.15 Fri連載バックナンバー

 新幹線と言えば超スピードで多くの乗客をどんどん運ぶイメージだと思います。しかし、2014年7月19日、この新幹線のイメージを180度変えてしまうリゾート新幹線の運行が始まりました。それが今回紹介する新幹線初の観光列車「とれいゆ つばさ」です。山形新幹線(正確には奥羽本線)の在来線区間、福島〜山形〜新庄間を、片道通常2時間弱で結ぶところを、往路は2時間14分、復路は2時間58分かけてゆっくり走ります。

 5億円をかけて秋田新幹線E3系車両の改造デザインを担当したのは、山形出身の工業デザイナー奥山清行氏。従来のシンプルな山形新幹線の外観から、最上川を表現するブルーとテーマカラーの“月山グリーン”がマッチするデザインに変更されています。

 車両の愛称である「とれいゆ」は、英語の「トレイン(列車)」とフランス語の「ソレイユ(太陽)」を組み合わせた造語で、山形の名産品である「ぶどう」「ラ・フランス」「さくらんぼ」のデザインモチーフが車内のあちこちで使われており、見ていて楽しくなります。

 

「足湯」と「湯上がりラウンジ」が新幹線に!?仲間とワイワイお酒

 車両の中に入ると、今までの新幹線のイメージは微塵もありません。指定席のうち12号車〜14号車は「お座敷指定席」で、椅子の座面部分が畳で座布団が敷かれています。一見すると和室にしか見えない造りで、ゆったりとくつろげる空間になっています。15号車に移動するとバーカウンターがあり、山形の地酒の瓶が並び、おつまみに最適な山形の特産品「玉こんにゃく」や「小茄子からし漬け」をいただきながら美味しい地酒を呑むことができます。

 そして、仰天する車内設備が16号車の「足湯」です。… 続きを読む

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中嶋 茂夫

中嶋 茂夫

株式会社中嶋商店代表取締役、阪南大学客員講師、鉄道ジャーナリスト、鉄道写真家

地域活性化をテーマにしたローカル線と、豪華寝台列車をはじめとする観光列車の観光効果をウォッチしている鉄道ジャーナリスト&鉄道写真家。「カシオペアVSトワイライトエクスプレス(洋泉社)」など著書多数。http://tetsubiz.nakajimashigeo.com/

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