今からでも大丈夫!損をしない太陽光発電の活用法(第2回)

いろいろ種類がある太陽光発電、どうやって選ぶ?

2014.07.31 Thu連載バックナンバー

 自宅の屋根に設置する太陽光発電システムは、発電した電気のうち家庭で使用し切れずに余った電気を、電力会社に売ることができます。この余剰電力売電の仕組みにより、10年ちょっとで投資額の元が取れるといわれているのですが、そもそも太陽電池パネル=ソーラーパネルにはどんな種類があり、どのようにして選べばいいのかについて考えてみたいと思います。

 

国内外、多くのメーカーが参入する太陽光発電市場

 太陽電池の発明は1954年といわれているので、ちょうど60年前。その後、半導体技術の進化に伴い、少しずつ発展してきたのですが、日本の住宅の屋根に乗るようになったのは1993年のこと。電力会社の送配電系統に太陽光発電からの電気を繋ぎ込み、売買電を可能にした「系統連系」が認可されたことでスタートしたのです。

 当初は買電単価と売電単価は同じとされていましたが、2009年11月に売電単価を買電単価の約2倍の48円で売ることができる制度がスタートしたことで、太陽光発電は急速に普及していきました。

 そのころまでは、シャープ京セラ三菱電機、三洋電機(現パナソニック)という4大メーカーが大きなシェアを握っており、その後、ソーラーフロンティア(昭和シェル石油の子会社)が加わるなど、国産メーカーが圧倒的なシェアを占めていました。しかし、2012年7月にメガソーラーなど産業用の太陽光発電が本格的にスタートしたこともあり、海外メーカーも続々と参入してきました。

 太陽光発電のメーカーの業界団体である太陽光発電協会の会員数は、2014年7月時点で155社あり、そのうちソーラーパネルを製造するセルメーカー、モジュールメーカーが28社もあります。いかに多くのメーカーがひしめき合っているかが分かるでしょう。

 

大きく4種類に分類できるソーラーパネル

 ただ、一言でソーラーパネルといっても、メーカーによって複数の種類が存在しています。また会社によっては、1種類だけでなく、複数種類の製品を開発したり取り扱っているところもあるのです。

 独立行政法人産業総合技術研究所によると、太陽電池は11種類程度に分類できる、とされています。この中で実際に、住宅の屋根に設置する目的で使われる主なものをピックアップすると、以下の4種類となります。… 続きを読む

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藤本 健

藤本 健

フリーライター

DTM、デジタルオーディオを中心にWebメディア、雑誌、書籍などを執筆する傍ら、太陽光発電や自然エネルギーについてもライフワークとして取り組んでいる。太陽電池は1980年代前半から利用するとともに自宅には2004年に3.6kWのシステムを導入している。

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