ワールドカップ後の日本代表

「日本人らしいサッカー」はできたのか?

2014.07.04 Fri連載バックナンバー

 日本代表のワールドカップブラジル大会が終わった。

 6月24日に行われたグループリーグ第3戦をコロンビアと戦い、1対4という圧倒的なスコアで敗れて決勝トーナメント進出の道を断たれたが、失敗したときにこそ問題点は見えてくるもの。サッカー界にとっても、そして日本という国にとっても、今回のW杯ブラジル大会における日本代表の戦いぶりから得られる教訓は少なくない。

 

うち砕かれた「自分たちのサッカー」

 「自分たちのサッカー」。今回のW杯ブラジル大会に臨むにあたって、本田圭佑や香川真司、長谷部誠ら日本代表の中心選手たちが、たびたび口にしていたのがこの言葉だ。その中身は、まず相手のゴールに近い場所へとボールを運び、短いパスをつないで相手ディフェンス陣の隙をつき、ゴール前へと迫ってシュートを放つといったもの。

 どこまでもボールがつながり続けるプレーは見ていて華やか。そんな中で瞬間のキラーパスが通ったり、間隙をつくようなシュートが放たれたりして点が入ると、プレーしている選手も見ているファンも「してやったり」といった気分になれる。テクニックに自信があって、攻撃的なポジションを担うプレーヤーにとっては、理想としたいサッカーのスタイルだろう。

 ところが、今回のW杯ではこの「自分たちのサッカー」が通用しなかった。… 続きを読む

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産経デジタル

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