夏本番、ビジネスマンのための健康講座(第1回)

働き盛りの人こそ気を付けたい!夏バテ対策

2014.07.07 Mon連載バックナンバー

 蒸し暑い日が続きますが、体力もやる気も奪われてしまってはいないでしょうか?暑さに負けてついつい必要以上に冷房を効かせてしまったり、簡単な食事で済ませてしまったり、冷たいビールでのどを潤したりしていませんか? もし答えがイエスであったら、それは自ら夏バテしやすい体質を作っていると言えます。正しく夏バテを理解し、厳しい暑さを乗り切りましょう。

 

夏バテの原因は自律神経の不調にあり

 夏バテになった時にでる症状には、全身の倦怠感、食欲低下、下痢、便秘、イライラや無気力などがありますが、なぜこのような症状がでてしまうのでしょうか。その大きな原因の1つとして、「自律神経の不調」があげられます。

 私たちの身体は、自分達が意識していなくても、自然と身体が一定の状態を保てるように調整されています。例えば、暑い時は汗をかいて熱を発散する事で体温を調整し、逆に寒い時には体温が逃げないように血管が収縮します。この身体を一定に保つ機能を果たしているのが、自律神経です。

 ではなぜ夏は自律神経が不調になってしまうのでしょうか。その原因はただ単に夏の暑さだけが原因なのではなく、現代の私たちの生活習慣に密接しています。

 皆さんは夏場、冷房の効いた部屋に入ったり出たりを繰り返していませんでしょうか?私たちの身体は、暑さを感じると体温を外に逃がすために汗をかきますが、急に冷房の効いた部屋に入ると、身体は気温の急激な変化についていくことができません。涼しい環境になったにも関わらず、熱を逃がし続けようとしてしまうのです。しばらくして涼しい環境になった事に気づいた身体は、今度は急いで熱を逃がすのをやめようとします。

 このようなことが1日の中で何回も繰り返されると、自律神経はクタクタに疲れてしまいます。自律神経は身体すべてのバランスを整えていますから、その自律神経が疲れてしまうと身体はバランスをくずし、頭痛や食欲低下、倦怠感など色々なところで不調が生じてくるのです。

 なかには、「若い時は同じような生活をしていても大丈夫だったのに、最近どうも調子が悪い」と思っている方もいるかもしれません。気づかないうちに、体だけでなく自律神経も年を取っているのです。

 若い頃は、身体を作る細胞が活発に働いているため、環境が急に変わってもすぐに適応する力があります。そのため暑い場所から急に寒い場所にいっても、神経がすばやく反応し、身体の状態を切り替える事ができます。

 しかし、年齢を重ね老化が進むとともに、この適応能力も低下してしまい、急な環境の変化に身体がついていかなくなってしまいます。自分はまだ大丈夫、と思っている中年の方、若い頃と同じ生活習慣を続けていては、夏をのりきることはできません。… 続きを読む

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Bizコンパス編集部

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