ブラジルW杯に挑む日本代表(第2回)

守備陣の復調と本田、香川の活躍が鍵に

2014.05.30 Fri連載バックナンバー

 日本時間の6月13日にブラジル対クロアチア戦で幕を開ける「ワールドカップ(W杯)2014ブラジル大会」。日本代表はその2日後、アフリカの強豪コートジボワールを相手にグループリーグ初戦に臨み、20日にギリシャ、25日にコロンビアと戦ってグループリーグ突破を目指すが、重要なのはやはりコートジボワール戦。世界的なストライカーのドログバを擁し、プレミアリーグのマンチェスター・シティで中心選手としてリーグの優勝争いに貢献したヤヤ・トゥーレも所属するチームは、今大会でも屈指の攻撃力を誇り、日本代表の守備陣を苦しめそうだ。

 

けが人続出、高さ不足の守備陣に求められる復調と連携

 日本代表を率いるザッケローニ監督が選んだ守備陣のメンバーは、大久保嘉人のサプライズ選出があった攻撃陣と比較して、大きな驚きはなかった。左サイドバックの長友佑都も右サイドバックの内田篤人も、ザッケローニの初陣から選ばれていた選手。彼らのバックアップとなる酒井高徳、酒井宏樹とも最近の日本代表では常連で、内田がけがで出られなかった間に出場機会を得て代表の座をつかみとった。

 センターバックも吉田麻也をはじめ今野泰幸、伊野波雅彦、森重真人と新しい顔ぶれはなく、ゴールキーパーの川島永嗣、西川周作、権田修一を含めて、ザッケローニ監督が信頼を寄せるメンバーが、本大会で改めて起用されることになった。これを熟成されたチームと見るなら、相手がコートジボワールでも押さえ込めるだろうという期待も浮かぶ。セリエAのインテルミラノでレギュラーをつかみ、攻守にわたってチームのキープレーヤーとして活躍してきた長友や、ブンデスリーガで鍛えられた内田、ベルギーリーグで優勝争いする川島といった選手たちの経験も加わって、4年前の南アフリカ大会から大きく成長した守備を見せてくれるだろう。

 不安はある。ひとつは… 続きを読む

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産経デジタル

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