今のうちに乗っておきたい!消えゆく寝台列車(第3回)

郷愁漂う夜汽車の魅力を堪能!寝台急行「はまなす」

2014.05.26 Mon連載バックナンバー

 今、消えゆく寝台列車を惜しみ、その魅力を伝えるシリーズ第3回は、札幌~青森間479.1kmを津軽海峡線(津軽線・海峡線・江差線)、函館本線、室蘭本線、千歳線経由で結ぶ寝台急行「はまなす」です。かつて人々の憧れの的だったブルートレイン(青色の塗装の寝台列車)の面影を色濃く残す寝台急行を紹介します。

 

「数少ない夜行列車の一つ」「JR唯一の定期急行列車」など、レアな魅力が満載!

 現在、札幌~青森間を運行している寝台急行「はまなす」は、一般的な知名度は低いものの、現在、旅行好きを中心に大きく注目されているようになっています。それは次のようなレアな魅力にあふれているからです。

・現在国内で運行する数少ない夜行列車の一つ
・寝台車も連結されたJR唯一の定期運行急行列車
・今や希少な存在となった機関車で牽引する客車列車
・座席車両も多く設置され、昔ながらの夜汽車の雰囲気を味わえる
・廃止の噂があり、今利用しないと乗車できない可能性が高い

 1988年3月、青函トンネル開通で廃止された青函連絡船深夜便を受け継いで開業した「はまなす」。当初は座席車両だけでしたが、1991年から寝台車両も連結。さらに道内夜行急行の特急格上げに伴い転用された「ドリームカー」や青函連絡船の桟敷席のようなカーペット敷きの「カーペットカー」も加わりました。食堂車や高級寝台といった観光列車的な要素は乏しいとも言えますが、その分ノスタルジックな夜汽車の雰囲気を味わえる寝台列車となっています。

 

札幌~函館間はディーゼル機関車、函館~青森間は電気機関車が牽引

 寝台急行「はまなす」の上り列車は、札幌を22時ジャストに発車し、青森には翌朝5時39分に到着するというダイヤになっています。札幌から函館までの区間はディーゼル機関車が牽引した後、函館での機関車交換作業を経て、青森まで電気機関車が牽引し、列車の進行方向は逆向きになります。なぜ、こうした機関車交換が行われるかというと、… 続きを読む

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黒木 泰二郎/studio woofoo(www.studio-woofoo.net)

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フリーランスライター&コピーライター、ディレクター

広告制作会社から独立後、フリーランスライターとして新聞、雑誌、ウェブなどさまざまなメディアで活躍。得意分野はIT、オーディオ、自動車、教育、保険、住宅など。取材・執筆をはじめキャッチコピー、ネーミング、販促企画、翻訳リライトなど多様なライティングニーズに対応可能。
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