ラーメン評論家・大崎裕史の「ラーメン最前線」(第9回)

時折食べたくなる「ワンタンメン」ならこの4軒!

2014.08.11 Mon連載バックナンバー

 ラーメン店ならどこにでもメニューにあるかというとそうでもない。でも時折、食べたくなるのが「ワンタンメン」。

 個人店でもおいしいワンタンを出す店は少なくないが、今回は「ワンタン」といえばココというグループを中心に紹介してみたい。

 

支那そば 八雲」(池尻大橋:1999年創業)

 こちらのお店はワンタンだけではなく、ラーメンとして私の上位に来る店である。浜田山にある「たんたん亭」の出身で、こちらが元々ワンタンも人気だった店だ。その味を受け継いで独立した店が「八雲」。ちなみに、八雲と同じようにたんたん亭で修行した主人が営む「かづ屋」(目黒)もワンタンが人気である。

 「八雲」は最寄駅が池尻大橋駅だがそんなに近いわけでもなく、しかもラーメン店には珍しく2階に店がある。それにも関わらず、行列ができるのだからスゴイ。

 スープは黒だし・白だしの2種類がある。個人的には白醤油を使い、透明感があって甘めの白だしが大好き。もちろん黒だし好きの人もいれば、黒と白のミックスなんてのも注文可能。

 この系列といえば、焼き豚(ラーメン店では一般的な煮豚ではなく、オーブンで焼き上げたチャーシュー)と、プリプリの食感がおいしいワンタンがウリであり、当然その特徴は引き継いでいる。私が好きなのもその焼き豚とワンタン。ワンタンには海老と肉の2種類有り、それらが3個ずつ入る「特製ワンタン」が私のような欲張りな人にはお薦め。なので、いつも注文するのが「チャーシュー特製ワンタンメン白だし」ということになる。ちょっと贅沢したいときや「ハレの日」に食べに来るのである。

 そして、この日の感想は……… 続きを読む

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大崎 裕史

大崎 裕史

株式会社ラーメンデータバンク取締役会長 日本ラーメン協会理事

毎年駒沢オリンピック公園で開催されている東京ラーメンショー実行委員長。自称「日本一ラーメンを食べた男」(2016年8月で約23,000杯)として雑誌やテレビに出演。ラーメン集合施設やカップ麵などの監修も多数の実績あり。著書として「日本ラーメン秘史」(日本経済新聞出版社)、「無敵のラーメン論」(講談社現代新書)、他。

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