ラーメン評論家・大崎裕史の「ラーメン最前線」(第59回)

ショウガが効いてる!都内の新潟長岡生姜醤油ラーメン

2016.09.14 Wed連載バックナンバー

 都内にはいろんな「ご当地ラーメン」がある。中でも最近注目されているのが、新潟県長岡市の「新潟長岡生姜醤油ラーメン」だ。

 第54回では埼玉県春日部市にオープンした「オランダ亭」を取り上げたが、今回は都内で新潟長岡生姜醤油ラーメンを提供している4軒を紹介する。

 

長岡の老舗が東京に出店「青島食堂 秋葉原店(JR・東京メトロ各線『秋葉原駅』(386m))

 新潟には「五大ご当地ラーメン」があるとされている。新潟市内を中心とした「淡麗あっさり系」、巻町を中心とした「濃厚味噌系」、燕市を中心とした「背脂煮干し系」、三条市を中心とした「カレー系」、そして長岡市を中心とした「生姜醤油系」である。生姜醤油の代表的なお店が「青島食堂 宮内駅前店」。もちろん私も行ったことがある。

 見た目は普通のラーメンだが醤油味のスープに生姜のキリッとした切れ味が心地よい。麺は柔らかめだが、それがまたこのスープには合う。チャーシューはまとめて切るのではなく、随時カットするところに、チャーシューを大事にしているのがうかがえる。写真はチャーシュー麺。このチャーシューが味濃いめでおいしいのだ。

 地元では多店舗展開をしており、マスコミにも協力的だが、何故かこの秋葉原店は取材拒否。なのでネットをよく見る人にしか知られていない。それなのに平日でも行列が出来る人気店になっている。秋葉原から少し離れており、人通りの少ない場所にあるにも関わらず。私が最近行った時は11時10分着で外待ち7人目。店内でも7-8人待っている。並んでいるときに注文を聞いてくるので席に着いてからは早い。代表的なお店だけあり、味にまとまりがあり、人気の理由がわかる。

 

新潟出身の店主が作る洗練された生姜醤油ラーメン「長岡生姜醤油 我武者羅(京王線『幡ヶ谷駅』(269m))… 続きを読む

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大崎 裕史

大崎 裕史

株式会社ラーメンデータバンク取締役会長 日本ラーメン協会理事

毎年駒沢オリンピック公園で開催されている東京ラーメンショー実行委員長。自称「日本一ラーメンを食べた男」(2016年11月で約23,000杯)として雑誌やテレビに出演。ラーメン集合施設やカップ麵などの監修も多数の実績あり。著書として「日本ラーメン秘史」(日本経済新聞出版社)、「無敵のラーメン論」(講談社現代新書)、他。

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