ラーメン評論家・大崎裕史の「ラーメン最前線」(第57回)

人気のラーメン店が味をリニューアル!進化した4軒

2016.08.19 Fri連載バックナンバー

 苦労して創り上げた味で名声を獲得し、行列の絶えない人気店が、なんと味をリニューアルしようとしているという!今度はどんな味に変わるのか?そしてその評価は?

 今回は、すでに高い評価を受けているにもかかわらず、さらに進化をし続ける名店を4軒紹介しよう!

 

ミシュランで星を獲得したあの名店も更なる高みへ!「Japanese Soba Noodles 蔦(JR山手線『巣鴨駅』(155m))

 第20回でも紹介した、ラーメン店で初めてミシュランの「星」を獲得した人気店。最盛期に朝の8時に来てみたが、200食分の整理券が配布終了で食べられなかったことがあった。今回はそれよりも遅い8時半に到着したところ、11時〜12時来店の整理券を受け取れた。「整理券受け取って3時間も4時間も待つなんて無理!」と言う人もいるが、時間の使い方次第ではすごく助かる方式である。日によっては14時過ぎに整理券なしでも入れることもあるらしい。

 今回も味玉醤油を注文。ここはミシュランを獲った後、今年1月あたりに味をリニューアルしている。星を獲ったのにさらにその上を目指してチャレンジしているところがすごい。ミシュラン獲得前と比べるとスープの厚みが出ている。トリュフの香りが芳ばしく、チャーシューや具材もそれぞれおいしい。

 客層の半分くらいはアジア系の外国人。ミシュラン効果とも言える。正直、こんなにおいしいラーメンなんだから、もっと日本のラーメン好きに食べて欲しいと思う。早くミシュラン狂想曲も終わって、「通常の人気店」に戻って欲しい。

 

さらに“洋風そば”へと進化!「SOBAHOUSE金色不如帰(京王線『幡ヶ谷駅』(263m))… 続きを読む

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大崎 裕史

大崎 裕史

株式会社ラーメンデータバンク取締役会長 日本ラーメン協会理事

毎年駒沢オリンピック公園で開催されている東京ラーメンショー実行委員長。自称「日本一ラーメンを食べた男」(2016年11月で約23,000杯)として雑誌やテレビに出演。ラーメン集合施設やカップ麵などの監修も多数の実績あり。著書として「日本ラーメン秘史」(日本経済新聞出版社)、「無敵のラーメン論」(講談社現代新書)、他。

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