ラーメン評論家・大崎裕史の「ラーメン最前線」(第56回)

大阪で増加、ユニークな店名の美味しいラーメン4店

2016.07.31 Sun連載バックナンバー

 東京ではあまり見られないが、大阪には冗談のような、あるいは単なるシャレで付けたような、ユニークな店名が多い。しかも、それらの店がしっかり美味しく、行列もできているのだから驚く。

 今回は、大阪で増加しつつある「変な店名だけど行列ができる美味しいラーメン店」の中から、今年オープンしたオススメの店を紹介する!

 

がっつり貝出汁、トッピングも豊富でお得「醤油と貝と麺そして人と夢(JR神戸線『塚本駅』(169m):2016年2月16日オープン)

 ひと昔前のヒット曲「部屋とYシャツと私」「恋しさと せつなさと 心強さと」を彷彿とさせる繋ぎ店名。基本メニューの「中華そば」は、関西ローカルご当地のラーメン「高井田系ラーメン」(極太麺で醤油が効いたスープ)風と聞いていたが、それは次回以降に回し、店名にも入っている貝出汁系の「鳥と蛤(はまぐり)の塩らぁめん」を注文した。

 これが予想以上にがっつり貝出汁が効いて実に美味しい。関西では東京以上に、というよりも東京よりも先行して貝出汁系が増えているが、これもそのひとつ。トッピングはでかい蛤3個と鶏チャーシュー2枚、メンマと九条葱がのり、出汁には蛤をがっちり効かせて800円はお得感がある。ここまでおいしく食べさせてくれるなら基本メニューも、他のメニューも美味しいに違いない。また寄りたくなってきた。

 

店名に反して、上品かつ繊細な味わい「燃えよ麺助(大阪環状線『福島駅』(99m):2016年4月23日オープン)… 続きを読む

全文(続き)を読む

続きを読むにはログインが必要です。

まだ会員でない方は、会員登録(無料)いただくと、続きが読めます。

連載記事

駅周辺に名店が密集!岡山の人気ラーメン店8軒
大崎 裕史

大崎 裕史

株式会社ラーメンデータバンク取締役会長 日本ラーメン協会理事

毎年駒沢オリンピック公園で開催されている東京ラーメンショー実行委員長。自称「日本一ラーメンを食べた男」(2016年11月で約23,000杯)として雑誌やテレビに出演。ラーメン集合施設やカップ麵などの監修も多数の実績あり。著書として「日本ラーメン秘史」(日本経済新聞出版社)、「無敵のラーメン論」(講談社現代新書)、他。

このページの先頭へ
Bizコンパス公式Facebook Bizコンパス公式Twitter