ラーメン評論家・大崎裕史の「ラーメン最前線」(第44回)

2016年東京で流行る!関西のトレンド“泡系ラーメン”

2016.01.28 Thu連載バックナンバー

 2016年、東京で流行るラーメンはズバリ、「泡系」ラーメンだ! 「泡系」とは、読んで字のごとく、スープが泡状となっているラーメンのこと。すでに関西ではトレンドとなっているが、東京ではまだあまり見かけない。

 では「泡系」とはどんなラーメンか? 今なら関西のどの店で食べられるのか? オススメの5軒を紹介する!

 

泡系の発祥店、京都の山の中に大行列!「俺のラーメン あっぱれ屋」(JR奈良線『山城多賀駅』(3.7km))

 2年前、食べログ全国ラーメンランキング1位だった「あっぱれ屋」。最寄りの山城多賀駅からなんと約4km。山道の途中に突然行列が見えてくる。しかも営業時間は昼3時間だけ。昨年末のイベントでは朝6時に60人、開店2時間前に予定数の250人が並んだという伝説の店だ。

 この店は弟子を何人も輩出し、各地に行列店を誕生させていることでも有名。前々回紹介した奈良の「みつ葉」や、京都の市内にある「かたぐるま」、そして次に紹介する「おえかき」の店主も、あっぱれ屋で働いていた。

 お勧めは「濁とろ塩ラーメン」。ややこってり動物系+魚介の白濁塩ラーメンだが、これがいわゆる「泡系」のラーメン。濃いめの動物系白濁スープに魚介を加えたものを、バーミックス(ハンドミキサー)で撹拌し、スープの表面全体に泡が立っている。カプチーノみたいな感じと言えばイメージしやすいかもしれない。チャーシューは低温調理でピンク色をしており、柔らかくて美味しい。そのためチャーシューメンを注文する人が多い。

 泡効果により、麺とスープ(泡)の絡みが良く、口の中に入った食感も新鮮。もちろんベースのスープがおいしいからこその効果でもある。泡を立てればいいというモノではないが、まだまだ都内には少ないタイプ。しかし、この流れは今年都内にもやってくるはず。

 

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大崎 裕史

大崎 裕史

株式会社ラーメンデータバンク取締役会長 日本ラーメン協会理事

毎年駒沢オリンピック公園で開催されている東京ラーメンショー実行委員長。自称「日本一ラーメンを食べた男」(2016年11月で約23,000杯)として雑誌やテレビに出演。ラーメン集合施設やカップ麵などの監修も多数の実績あり。著書として「日本ラーメン秘史」(日本経済新聞出版社)、「無敵のラーメン論」(講談社現代新書)、他。

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