ラーメン評論家・大崎裕史の「ラーメン最前線」(第37回)

油そば誕生から半世紀!進化した「まぜそば」特集

2015.10.15 Thu連載バックナンバー

 ラーメン、つけ麺の次のジャンルとして定着してきた「汁なし」文化。簡単に言えば「スープの無いラーメン」である。代表的な「油そば」が誕生してからすでに半世紀を超えている。それらが進化して、最近は新たな「まぜそば」が登場してきている。今回は革新的なまぜそばを6軒紹介する!

 

最近のブーム「台湾まぜそば」の元祖が新宿に支店を出店!「麺屋はなび 新宿店
(2014年7月15日オープン:東京メトロ副都心線他『東新宿駅』(501m))

 テレビや雑誌でこのところブームになっているのが「台湾まぜそば」である。台湾まぜそばというのは名古屋発祥のご当地ラーメン「台湾ラーメン」をまぜそばにアレンジした「汁なしラーメン」である。名古屋にある「麺屋はなび 高畑本店」が最初に始めて大行列ができる人気店になっている。その支店が東新宿に2014年7月に支店を出したことで、首都圏の台湾まぜそばブームにも火がついた。

 特徴は、麺にあえて傷を付けることによってタレと絡みやすくしていること。麺を作っている製麺屋さんからしてみると疑問の残る処理ではあるが、その効果による「旨さ」ならばしょうがない。このメニューは作り方が結構大変。麺を茹で上げたら麺ザルに麺をこすりつけて傷を付ける。それを丼に入れ、タレと混ぜ合わせる。そこにニラ、ネギ、挽肉などのトッピングを加え、油をかけて卵黄をのせて完成。少々時間がかかることもあっての行列とも言える。

 私は名古屋でも並んで食べているが、新宿店は… 続きを読む

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大崎 裕史

大崎 裕史

株式会社ラーメンデータバンク取締役会長 日本ラーメン協会理事

毎年駒沢オリンピック公園で開催されている東京ラーメンショー実行委員長。自称「日本一ラーメンを食べた男」(2016年11月で約23,000杯)として雑誌やテレビに出演。ラーメン集合施設やカップ麵などの監修も多数の実績あり。著書として「日本ラーメン秘史」(日本経済新聞出版社)、「無敵のラーメン論」(講談社現代新書)、他。

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