ラーメン評論家・大崎裕史の「ラーメン最前線」(第32回)

暑い夏には冷やしラーメン!丼で食べる冷たい麺8軒

2015.07.31 Fri連載バックナンバー

 夏にピッタリの「冷やし麺」は、大きく分けるとタレを絡めて食べる「冷やし中華」(皿で提供される仙台発祥のスタイル)とスープが冷たい「冷やしラーメン」(丼で提供される山形発祥のスタイル)になる。前回は「冷やし中華スタイル」を紹介したが、今回は「冷やしラーメンスタイル」の進化型を8軒紹介する!

 

チラシ寿司のような冷やしラーメン!「戸越ラーメン えにし」(戸越銀座)

 毎年出している恒例の冷やし麺「えにしの冷やし2015」。冷やしラーメンでも冷やし中華でもない。これはやはり「えにしの冷やし」としか言いようがない。

 トッピングは、ぬか漬けチャーシュー、鶏チャーシュー、マグロ瞬間燻製(これが隠れていて途中で出てきたときには驚いた!)、ナスグリル(ナスを炙り焼きしたもの。冷やしメニューに効果的に使われている)、ジャコ、大葉、メンマ、玉子焼き(冷やしには錦糸玉子が多いが、こちらは存在感のある玉子焼きを使用)、ネギなど。夏野菜有機梅酢ピクルスのかき氷が乗っかっており、これは面白いアイデア。冷たくしているのと味の変化を楽しめる。麺は緑がかった有機モロヘイヤ麺。これが蕎麦っぽさも感じられ、全体的に和風感も演出している。冷たい和出汁に浸ってひんやりおいしい。1日20食で9月頃まで提供予定。

 

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大崎 裕史

大崎 裕史

株式会社ラーメンデータバンク取締役会長 日本ラーメン協会理事

毎年駒沢オリンピック公園で開催されている東京ラーメンショー実行委員長。自称「日本一ラーメンを食べた男」(2016年11月で約23,000杯)として雑誌やテレビに出演。ラーメン集合施設やカップ麵などの監修も多数の実績あり。著書として「日本ラーメン秘史」(日本経済新聞出版社)、「無敵のラーメン論」(講談社現代新書)、他。

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