ラーメン評論家・大崎裕史の「ラーメン最前線」(第22回)

うどん文化からの脱却!大阪の新進気鋭ラーメン!

2015.02.26 Thu連載バックナンバー

 「ラーメン以外の麺文化が存在するところにラーメンの定着・成長は時間がかかる」と言われてきた。岩手のじゃじゃ麺、長野の蕎麦、山梨のほうとう、香川のさぬきうどん、長崎チャンポン、沖縄そば、そして大阪もうどん文化が長かった。

 しかし近年、大阪のラーメンの成長には目を見張るものがある。そこで話題の良店を6軒紹介する!

 

全国でも珍しい魚介白湯専門店「麺と心7」(阿倍野)

 「らーめんstyle JUNK STORY」のセカンドブランドで、こちらは魚介白湯専門店。「濃厚魚介そば新味」は、魚のアラをベースにした“ライト白湯”という趣。昆布や煮干、節類などを加えたスープはまろやかで飲みやすい。

 過度のアラが出た臭いは苦手なのだが、嫌な感じはまったくなく、おいしくいただけた。そんなに好みが分かれるタイプではなく、多くの人に受け入れられる味わい。これで動物系素材を使わず、99%が魚介素材のみで取ったスープというのは驚き。月替わりの限定メニューを含め、目が離せない話題店。

 

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連載記事

実は関東のご当地ラーメン「タンメン」の名店5軒
大崎 裕史

大崎 裕史

株式会社ラーメンデータバンク取締役会長 日本ラーメン協会理事

毎年駒沢オリンピック公園で開催されている東京ラーメンショー実行委員長。自称「日本一ラーメンを食べた男」(2016年8月で約23,000杯)として雑誌やテレビに出演。ラーメン集合施設やカップ麵などの監修も多数の実績あり。著書として「日本ラーメン秘史」(日本経済新聞出版社)、「無敵のラーメン論」(講談社現代新書)、他。

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