ラーメン評論家・大崎裕史の「ラーメン最前線」(第20回)

ミシュランに掲載された新進気鋭のラーメン店6軒

2015.01.29 Thu連載バックナンバー

 2014年12月、東京の飲食店と宿泊施設を紹介する「ミシュランガイド東京2015」(日本ミシュランタイヤ刊)が発売された。ミシュランといえば「三ツ星」による評価が有名だが、星はつかないが5,000円以下でもおいしく食事ができる店を取り上げる「ビブグルマン」というカテゴリーがある。このビブグルマンにラーメンが初選出された。

 今回も前回に引き続き、2015年のミシュランガイドに選ばれた22軒のラーメン店を紹介。前回はオープン1年以内の新店を取り上げたが、今回はもう少し範囲を広げ、2011年6月から2013年6月までの2年間にオープンし、今も進化を続ける新進気鋭の店を6軒紹介しよう。

 

自家製麺とこだわりスープ「中華そば しながわ」(要町:2013/6/25オープン)

 池袋にあるつけ麺が人気の 「BASSO ドリルマン」の2号店。こちらはあっさり透明スープの醤油ラーメンで勝負。チャーシューはバラ肉と肩ロースの2種類で王道をゆく中華そばスタイル。それだけに「普通」という感想もたまに見受けられるが、一見普通に見えて実に味わい深い。焦らずゆっくりスープを飲んでみるとその奥深さや鶏の旨味、醤油の良さなどがわかる。そこに自家製で作り上げた中細ストレート麺が重なるとこのラーメンの凄さを感じることができる。

 ネギは実家から、醤油は実家のある秋田県からわざわざ取り寄せている。そんな思いのこもった一杯がここにある。

 

オシャレなセンスが光る「RAMEN GOTTSU」(練馬:2013/3/12オープン)… 続きを読む

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大崎 裕史

大崎 裕史

株式会社ラーメンデータバンク取締役会長 日本ラーメン協会理事

毎年駒沢オリンピック公園で開催されている東京ラーメンショー実行委員長。自称「日本一ラーメンを食べた男」(2016年8月で約23,000杯)として雑誌やテレビに出演。ラーメン集合施設やカップ麵などの監修も多数の実績あり。著書として「日本ラーメン秘史」(日本経済新聞出版社)、「無敵のラーメン論」(講談社現代新書)、他。

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