ラーメン評論家・大崎裕史の「ラーメン最前線」(第2回)

今のトレンドは原点回帰の「ネオ中華そば」だ!

2014.04.29 Tue連載バックナンバー

 連載第2回は、昨今のトレンドである「ネオ中華そば」について取り上げる。見た目は昔懐かしいタイプの「王道中華そば」に見えるが、その実、食べてみると懐かしさ以上に、新鮮さや斬新さを感じるものが少なくない。

 今回は中華そばの原点に返り、しかもその味を進化させた「ネオ中華そば」の名店4店を紹介する。

 

中華そば しば田(仙川:2013年11月28日オープン)

 吉祥寺にあった人気店を経て独立。駅からは少し歩く(徒歩10分くらい)がそんな場所にありながら、13時を過ぎても待ちができるほどの人気店になっている。席の回転はそんなに良くないが、それは丁寧に作っているからにほかならない。

 中華そばは、ラーメンには珍しく鴨ガラを使っている。そこに魚介と生醤油や再仕込み醤油を使用している。

 ラーメンのビジュアルは実に私好み。出てきた瞬間に「これはうまいに違いない!」と思った。どことなく地方の中華そばっぽさがある。ここの所、似た雰囲気のラーメンが増えてきたこともあり、こういう違った表情のラーメンに出会うだけでも新鮮で嬉しい。店主は若いのに、そういう地方っぽさとか、懐かしさを醸し出しているのは面白い。

 そうは言うものの、… 続きを読む

全文(続き)を読む

続きを読むにはログインが必要です。

まだ会員でない方は、会員登録(無料)いただくと、続きが読めます。

連載記事

実は関東のご当地ラーメン「タンメン」の名店5軒
大崎 裕史

大崎 裕史

株式会社ラーメンデータバンク取締役会長 日本ラーメン協会理事

毎年駒沢オリンピック公園で開催されている東京ラーメンショー実行委員長。自称「日本一ラーメンを食べた男」(2016年8月で約23,000杯)として雑誌やテレビに出演。ラーメン集合施設やカップ麵などの監修も多数の実績あり。著書として「日本ラーメン秘史」(日本経済新聞出版社)、「無敵のラーメン論」(講談社現代新書)、他。

このページの先頭へ
Bizコンパス公式Facebook Bizコンパス公式Twitter