ラーメン評論家・大崎裕史の「ラーメン最前線」(第16回)

東京ラーメンショーで人気のご当地ラーメン第2弾!

2014.11.29 Sat連載バックナンバー

 「東京ラーメンショー」は日本最大規模のラーメンイベント。通算6回目となった今回の来場者数は42万人を数え、第一幕(10月24日~29日)・第二幕(10月30日~11月3日)合わせて46種類のラーメンを提供した。

 本記事では前回紹介した「第一幕」に引き続き、第二幕で提供された「ご当地ラーメン」に注目。話題になった店を紹介しつつ、現地の店も紹介する。出張や観光の際の参考にしていただく「保存用」としてまとめてみた。

 

見た目真っ黒スープの「富山ブラック」

 富山のご当地ラーメンは「富山ラーメン」という名称よりも「富山ブラック」として認知されている。元祖となるのは「西町大喜」で昭和22年の創業。労働者向けのラーメンとして提供。特徴は「味が濃い」「たっぷりチャーシュー」「たっぷり黒胡椒」「太麺」で御飯のおかずになるように、という工夫がなされていた。そこから他の店へと拡がり、インターネットの普及によりマニアにも話題になった。

 全国的に知られるようになったのは、今年も東京ラーメンショーに出店した「麺家いろは」。第1回から出店し、3年連続で売上1位を記録したのだ。それ以降、カップ麺なども商品化され、定着していった。

 ほかには「大喜」出身者である「喜八」、「大喜根塚店」、「めん八」などがある。都内では「だらんま」「麺家いろは武蔵小山店」「むてっぽう」などで食べることができる。

 

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大崎 裕史

大崎 裕史

株式会社ラーメンデータバンク取締役会長 日本ラーメン協会理事

毎年駒沢オリンピック公園で開催されている東京ラーメンショー実行委員長。自称「日本一ラーメンを食べた男」(2016年8月で約23,000杯)として雑誌やテレビに出演。ラーメン集合施設やカップ麵などの監修も多数の実績あり。著書として「日本ラーメン秘史」(日本経済新聞出版社)、「無敵のラーメン論」(講談社現代新書)、他。

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